• 投稿日2021.09.16

【2021年度最新】太陽光発電の売電価格を解説! 今からでもお得?

街中で見かけるようになった、太陽光発電パネルを載せた住宅。太陽光で発電した電気を売ることができる「売電価格」が下がってきているという噂を聞いたけれど、今から太陽光発電システムを導入するのはもう遅い?と疑問に思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、太陽光発電の売電価格と太陽光発電システム導入初期費用の関係、今から導入してもお得になるかどうかを解説します。

太陽光発電の売電制度とは

売電制度とは、太陽光発電を使って発電した電気を、東京電力などの各電力会社へ販売し、買取ってもらう制度。電気を自家発電して電力会社へ販売するということです。売却時の売値は一定期間はずっと同じなので、「固定価格買取制度」と呼ばれています。

固定価格買取制度(FIT)とは

「固定価格買取制度(FIT)」とは、太陽光発電のような再生可能エネルギーによって発電された電気を、一定の期間同じ価格で電力会社が買い取る事を国が約束する制度です。2012年にスタートし、2017年に内容が一部改正され、現在まで続いています。

この制度の主な目的は、再生可能エネルギーの電気を普及させることです。固定価格買取制度が適用される再生可能エネルギーは太陽光発電だけでなく、風力、地熱、水力、バイオマスとありますが、一般家庭で投資対象として扱われているものは実質、太陽光発電のみといってもよいでしょう。

なお、2020年度からは発電量10~50kW未満の場合は全量買取から余剰電力買取となっている点に注意が必要です。

固定価格買取制度(FIT)終了後の売電価格について

住宅用の太陽光発電システムのFIT期間は10年間で、10年目以降はFIT期間を卒業するという意味で、通称「卒FIT」と呼ばれています。

固定価格買取制度は2009年11月に始まった制度なので、2021年現在では2011年以前に太陽光発電システムにて売電を行ってきた人が続々と「卒FIT」を迎えています。固定買取期間以降の運用については、これから具体的な結果が出てくるでしょう。

各電力会社の卒FIT価格は以下のとおりです。

電力会社 価格
北海道電力 8円/kWh等
東北電力 9円/kWh等
東京電力 8.5円/kWh等
中部電力 8円/kWh等
北陸電力 8円/kWh等
関西電力 8円/kWh等
中国電力 7.15円/kWh等
四国電力 7円/kWh等
九州電力 7円/kWh等
沖縄電力 7.5円/kWh等

太陽光発電の売電の仕組み

太陽光発電システムで発電した電力は、経路を経て分電盤に接続され家庭内の電力として使えるようになります。分電盤は電力会社の配電線にも繋がっていますので、発電量が少ない日や夜は従来どおり電力会社から電力を買うシステムに切り替わるのです。

太陽光発電システムの発電量が、家庭で使う電力を上回った時は、余剰電力が分電盤で分けられ電力会社へ電気が送られます。電力会社へ送られた電力を売電メーターで計測し買い取ってもらうのが売電の仕組みなのです。

再エネ賦課金から供出されている

なぜ、電力は高い金額で買い取ってもらうことができるのでしょうか。

それは、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)という形で国民が電気代と一緒に毎月数百円ずつ払っているお金から支払われているためです。電力会社が自前で支払っているのではなく、実は一般家庭へ支払われる売電価格の原資は、再エネ賦課金から捻出されています。

再エネ賦課金は電力会社から購入する電力に対して課金されるため、太陽光発電を導入し、購入電力を少なくすると再エネ賦課金の負担が安くなります。したがって、太陽光発電システムを導入すると発電した分を自家消費することで再エネ賦課金がかかる量も少なくなるので、年間でみると電気代がかなり安くなるのです。

2021年度の太陽光発電の売電価格・単価

この項目では2021年度の太陽光発電による売電価格について価格の推移と、今後の予想について見ていきましょう。

2020年度~2022年度の太陽光発電の売電価格

区分 2020年度 2021年度 2022年度 売電期間
10kW未満 21円/kWh 19円/kWh 17円/kWh 10年間
10kW以上50kW未満 13円/kWh 12円/kWh 11円/kWh 20年間
50kW以上250kW未満 12円/kWh 11円/kWh 10円/kWh 20年間

10kW未満と10kW以上では売電のシステムが違います。10kW未満の太陽光発電は余剰買取として買い取られ、家庭で使って余った分を電力会社へ売電します。一般家庭では、太陽光発電の電力のうち3割程度が自家消費、7割程度が売電という割合が一般的です。

10kW以上について、2019年度以前は余剰買取、全量買取を選べましたが、2020年度からは余剰買取のみとなっています。

2019年度以前は、自家消費が難しい山の中の土地などに10kW以上の太陽光発電システムを設置することでも投資として機能していましたが、制度変更により難しくなってしまいました。売電を行うには50kW以上の発電が必須です。

2020年度から「余剰買取制度」に該当するケースが増加

2020年からは全量買取の対象は50kW以上、条件を満たした10kW以上50kW未満のソーラーシェアリングです。

50kW未満の太陽光発電は余剰買取制度のみとなります。さまざまな状況により、もっとも多く当てはまるのは10kW以上、50kW未満の枠になる余剰買取制度に該当するケースが多くなるでしょう。

Q.売電収入の確定申告は必要?

  • A.売電によって得られる収入は売電規模により、雑所得、事業所得、不動産所得のいずれかに分類されます。一般家庭の余剰買取の規模であれば雑所得に分類され、事業規模で売電を行っている場合は事業所得、太陽光発電システムを賃貸住宅の屋上に設置して、収入を得ている場合は不動産所得です。
    事業所得は38万円の基礎控除がありますので、38万円を超えない場合は申告しなくても問題ありません。雑所得は売電価格から経費を引いた金額が20万円以上の場合に、申告が必要です。20万円以下の場合でも住民税の申告は必要になりますので、自治体へ確認しておきましょう。

今からでは遅い?太陽光発電を検討するポイント

太陽光発電の概要や現状を様々な角度から見てきましたが、太陽光発電の導入は今からでは遅いのでしょうか。結論からお伝えすると、今から導入しても決して遅くはありません。以下、詳しく解説していきます。

設置相場が当初より下がっている

1kwあたりの平均システム価格

以上に、太陽光発電システムの設置費用を年ごとのグラフにまとめてみました。年々設置費用は下がり続け、2012年と2020年を比較すると、 約35%も下がっており、2021年は更に下がると予想されています。

設置費用と同じく売電価格も低下していますが、コロナ禍で家庭で使う電力需要が増えたため、電気代は高騰。よって、現状太陽光発電の費用対効果は以前に増して高くなっているのです。今後は電気自動車の普及や、気象変化による電力不足などが考えられますので、太陽光発電はますます注目されることでしょう。

発電の効率がよくなり発電量が増加

パネルの発電効率が高くなると、少ないパネルで多く発電することができるようになります。一般家庭の屋根には、広さ的にあまりにも多くのパネルを載せることはできませんが、発電効率がアップしたため、充分な電力を生み出すこともできるのです。

比較的低価格な海外メーカーのパネルでも発電効率と耐久性アップにより、国産メーカーと変わらない発電効率を獲得できるようになっていることも見逃せません。太陽光発電システムのパネルの品質があがることは、トータルで考えると大きなメリットとなります。

蓄電池を活用して自家消費

家庭用蓄電池を自家消費に活用するとさまざまなメリットを受けることができます。停電が起きた時でも、太陽光発電で発電した電気を蓄電池にためておくことで必要な時に使うことができるのです。

蓄電容量7.2kWのフル蓄電池であれば、テレビやパソコン、冷蔵庫などの電化製品を12時間使い続けることができます。12時間利用できれば、緊急事態はとりあえず回避できるかもしれません。

停電時にも緊急的に蓄えた電気が使えるのは、とても心強いことです。冷蔵庫の食品をしばらくの間、腐らせずに貯蔵することができますし、携帯電話での連絡手段を絶やさずに済みます。

わが家の条件で見積もりをしてみよう

太陽光発電に興味があれば、ご自宅の条件に合わせて見積もりを依頼してみましょう。見積もりの基本は相見積もりをとることです。業者によって約半分ほどの価格差が出る場合もあります。その時の雰囲気で決めてしまうと後々後悔してしまうかもしれません。

特に訪問販売業者の太陽光発電システムは、相場よりも高額な事が多いので注意が必要です。高い投資となりますので、事前に入念な下調べをしておきましょう。

ズバット エネルギー比較なら・・・

ここまで太陽光発電の売電制度と検討するポイントについて解説してきました。太陽光発電は今からスタートしても遅くないですし、設置費用が安くなっていますのでむしろ始めるには良いタイミングです。

蓄電池があれば天災に遭遇したときの緊急非常用電源としても使えますので、災害対策としても太陽光発電は有効です。

ズバット エネルギー比較なら、最大3社まで業者の見積もりを一括で比較でき、どこがお得なのかひと目でわかります。太陽光発電をお考えの際はぜひ、ズバット エネルギー比較をご活用ください。

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