• 投稿日2021.05.31

蓄電池の訪問販売は詐欺の可能性あり?見分けるポイントを教えます

蓄電池の訪問販売は詐欺の可能性あり?見分けるポイントを教えます

「蓄電池の訪問販売営業を受けたけど、詐欺だと思って追い払ってしまった」「いったん資料をもらったけど、蓄電池の訪問販売はやっぱり詐欺かも?」そう不安に感じている人向けに、悪質な訪問販売とそうでない場合の見分け方をまとめました。

トラブルに巻き込まれる前にできる対策も掲載しているので、蓄電池の訪問販売に不安を抱えている人はぜひ参考にしてください。

蓄電池の訪問販売=悪質とは限らない

蓄電池の訪問販売というとどんなイメージがあるでしょうか。「高額商品を無理やり販売する悪徳商法」「検討する時間も与えてくれないのでは?」そんな印象をお持ちの人もいるかもしれません。

蓄電池自体はメリットが大きく、導入する価値が十分にあるものです。しかし、一部に心ない業者がいることで「訪問販売の蓄電池はダメ」というイメージがついてしまっているのはとても残念なことです。

蓄電池の訪問販売でもいい商品を誠意をもって販売している業者もいます。悪質な業者の特徴を知っておくことで、信頼できる訪問販売業者を見つけられるでしょう。

蓄電池の良い業者と悪い業者を見分けるポイント5つ

蓄電池の訪問販売は、決して悪い業者ばかりではありません。しかし、ときおり悪徳な訪問販売を行う業者が混じっていることもあるのは確かです。

きちんとした業者にまぎれこんだ悪徳業者を見分けるポイントを5つご紹介しますので、「あれ?ちょっとおかしいかも?」と思ったらチェックしてみてください。

1.名刺を差し出さない

悪徳な訪問販売業者は名刺を差し出さない傾向があります。これは、立ち去ったあとに名刺に書いた会社名や名前を調べられると困るからです。悪徳業者は訪問したその場で契約させようとするので、名刺を置いて行って検討の時間を与えるような売り方をしません。

ですから、この業者は怪しいなと思ったら「名刺はありますか?」と聞いてみると有効です。また、名刺を差し出されたとしても安心はできません。名刺には事務所の住所や固定電話の番号は記載されているでしょうか?

これらの記載がない名刺の場合は、実態のない詐欺会社の可能性が高いでしょう。

2.見積書や説明資料を持ち帰る

悪徳な訪問販売業者は見積書や説明資料を置いて帰りません。これも名刺を差し出さないのと同様に、立ち去ったあとに情報を残したくないという心理からくるものです。

加えて、見積書や説明資料には事実と異なる内容が含まれる可能性が高く、時間をかけてじっくり調べられると内容が嘘だとばれてしまうのもその理由です。

3.補助金の知識がない

蓄電池の設置販売業者なら補助金には普段から接しているため、基本的な補助金の知識があって当然です。しかし、十分な検討時間を与えずに押し売りをする業者は人に説明するのに必要な補助金の知識を持っていない傾向があります。

補助金についての基本的な説明もできない業者なら、まずは怪しい業者でないか疑ってみたほうがよいでしょう。

4.工事費の説明をしない

蓄電池の設置には本体代金に加えて工事代金も必要です。しかし、悪徳な訪問販売業者はその場で契約さえさせればいいと考えるため、顧客を納得させられる十分な情報を与えません。

見積もりに含まれるのは本体代金のみで、あとで追加の工事費を請求されたり、設置工事をせずに本体だけ置いていかれたりなど、ここにもトラブルの原因がひそんでいます。一言、「工事費はどうなっていますか?」と聞いてみましょう。

5.強引に勧誘し居座る

悪徳な訪問販売は、顧客が冷静に判断できないような環境を意図的につくってきます。長時間居座って、やんわり断っても帰ってくれないのは代表的な王道パターンです。

強引な勧誘をされながら居座られると、されている側は「早く帰ってほしいから、若干納得いかない部分があってもまあいいか」という気持ちになり、納得していなくても契約してしまうケースがあります。

こうした場合には買うつもりがない意思表示をして、きっぱり断ることが重要です。

怪しい蓄電池訪問販売はこんな言葉が出たら要注意!

ここまで一般的な訪問販売の注意点を説明してきました。ここではもう一歩踏み込んで、蓄電池の訪問販売特有の勧誘文句をご紹介します。もし蓄電池の訪問販売で次のようなことを言われたら、すぐに購入しないように気をつけてください。

「太陽光があると蓄電池の設置は義務」

蓄電池の設置は推奨されているものの、義務ではありません。これは嘘です。

蓄電池を設置すると太陽光発電の余剰電力を蓄電して、発電ができない夜間にも自家発電した電力を使用できます。そのため、電力をほぼ完全自給に近い形で運用することも可能になり、経済的メリットが得られるのが利点です。

それに加え、蓄電池があると災害時にも自家発電で電力をまかなうことができます。日本は災害大国で地震や台風などの危険に常に備える必要があり、防災上の観点から国も蓄電池の導入を促進しているのです。

しかし、太陽光発電システムだけでも防災上の意味はあります。そのため設置は推奨されていますが、義務ではありません。

「卒FITすると売電できなくなる」

「FIT期間が過ぎると売電できなくなるかも?」という懸念がされていた時期は確かにあります。2019年から順次FIT期間が終了する家庭が出てき始めましたが、その直前まで電力会社が電力の買取りをしてくれるかどうかわからなかったのです。

しかし、卒FITする家庭が出始めて1年以上が経った今では継続的に電力を買取りする業者も多数あります。

FITによる規制がなくなったため買取価格には差があるものの、まったく買取業者がいないという状況は考えづらく、「卒FITすると売電できなくなる」という言葉は明確な嘘であるとわかります。

「蓄電池は必ず儲かる」

蓄電池は利益が出ません。

そのため、「蓄電池は必ず儲かる」というのは完全な嘘です。そもそも蓄電池とは太陽光発電システムで発電した電力を貯めておき、必要なときに自家消費できるようにするシステムです。

蓄電池を設置する目的は昼間に発電した電力を夜間に使うことによる電気料金の削減や、災害時の自家発電による対応にあります。売電して利益を出すことと蓄電池を導入することはまったくの無関係です。

蓄電池を設置すれば儲かるというのは強引な販売のための嘘なので気をつけてください。

強引な蓄電池訪問販売のトラブル事例

実際に国民生活センターに相談があった事例を1つご紹介します。

2007年11月に、セールスマンが「太陽光発電システムを設置している家を訪問している」と言って自宅を訪問してきて、シミュレーションを見せながら蓄電池を導入すると月に8,000円の経済効果があると説明されました。

8,000円の経済的メリットがあるという説明の内容としては、電力の安い深夜電力を蓄電し、昼間には蓄電した深夜電力を使用。太陽光発電システムによる発電は電力会社に売却して売電収入を得ることによって、毎月の経済効果は8,000円になるというもの。

蓄電池システムは設置費用込みで195万円でしたが、設置したあとの経済効果は月に4,000円程度しかなく、契約内容に含まれていた無料点検も実施されていませんでした。

なお、このときの訪問販売はアポイントなしの突然の訪問で、1時間以上にわたって説明があり、契約も訪問された当日に締結したということです。

【出典】国民生活センターADRの実施状況と結果概要について(平成25年度第1回)【URL】http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130614_1.pdf

先程ご紹介した悪質な訪問販売のポイントにも該当しており、十分に知識があれば対応可能な案件だったのではないでしょうか。この記事をご覧の皆さんも、自分が遭遇したら「あれ、おかしいかも」と思えるように意識してみてください。

悪徳訪問販売を撃退する方法4選

悪徳な蓄電池訪問販売の手口はイメージいただけたことと思います。ここでは、もし訪問販売に出会ってしまったらどのように撃退したらいいか、具体的な対処法を紹介するので参考にしてください。

断るのが苦手なら居留守

直接話している相手に対して断るのはどうしても苦手という人はいらっしゃるものです。特に押しの強い相手から迫られると断れないタイプの人は居留守を使うのが一番有効です。

そうはいっても玄関で対応してしまっては居留守は使えないので、普段から玄関のインターホンから誰か確認するようにして、知らない人の場合は対応しない習慣をつけておきましょう。

画面越しに見てもセールスマンかどうか判断つかないときは、どうしても対応せざるをえないかもしれません。話を聞いて初めて悪質な訪問販売だとわかったときは、「自分では判断がつかない」「家族と一緒に聞かせてほしい」といって即決できない旨を伝えましょう。

ドアを開ける時はチェーンをかける

悪質な訪問販売では、少しでもドアに隙間があると手を差し込んで玄関に上がり込んでくる場合もあります。そうした事態を避けるために、知らない人に対応するときは必ずドアのチェーンをかけておく習慣があると安心です。

チェーンをかけた状態で会話をしてみて、会社名や名前を名乗らなければ対応する必要はありません。家まで上がられてしまうと追い出すのも通報するのもハードルが高くなるので、できる限り水際で食い止めることが重要です。

きっぱり、はっきり断る

必要がないならきっぱり、はっきり断りましょう。

あいまいな返事をすると相手も買う気があると思って勧誘を続けます。はっきり「必要ありません」と言われれば、悪質なセールスマンでも勧誘をやめるでしょう。どうしても帰ってくれないときは「これ以上帰らないなら警察を呼びます」と言ってしまってかまいません。

後味はよくないかもしれませんが、必要ないものはきっぱり断ることも必要です。

当日契約は絶対NG

蓄電池は高額な買い物です。セールスマンも商売でやっているので多少強引でも当日に契約するように仕向けてくるでしょう。

しかし、場合によっては数百万円もする商品をよく検討せずに購入するのはリスクが高くおすすめできません。いったん資料を受け取って、セールスマンが帰ったあとによく検討してから回答すべきでしょう。

訪問販売の業者の中にもよい商品を自信をもってセールスしている業者もいます。ですから、訪問販売だからといって蓄電池の購入そのものをやめてしまう必要はありません。インターネットなどを使って情報収集すれば冷静になって判断ができるはずです。

もし訪問販売の業者に不安があるなら、「ズバット エネルギー比較」で見積もりをとって比較してみてはいかがでしょうか。

もし契約してしまってもクーリング・オフできる

セールスマンの勢いに負けて契約してしまったとしても、まだ対応方法はあります。あきらめて支払いをする前に、クーリング・オフを検討しましょう。

蓄電池クーリング・オフの期限

蓄電池のクーリングオフの期限は契約から8日間です。

誰しも契約するほかにどうしようもないという状況になれば、納得できずに契約してしまうこともあるでしょう。そうしたときに「もう契約してしまったからしょうがない」と泣き寝入りする必要はありません。蓄電池の訪問販売はクーリング・オフの対象なので、期限に間に合うようにただちにクーリング・オフの手続きを行いましょう。

クーリング・オフは、はがきなどの書面を通じて行います。くわしい手続きは国民生活センターのウェブサイトをご覧いただくか、近くの消費生活センターなどに相談してみるとよいでしょう。

国民生活センター「クーリング・オフ」http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html

蓄電池導入自体はメリットが大きい

蓄電池の導入には大きく2つのメリットがあります。悪質な訪問販売を受けて「蓄電池は怪しい」と思っている人もいるかとは思いますが、そう思い込むのはとてももったいないことです。

とくに、すでに太陽光パネルを設置しているご家庭にとってはメリットが大きくなりますので、ぜひ導入を検討してみてください。

災害時などの非常電源になる

災害時の非常電源に使えるのが一番大きなメリットです。

東日本大震災のときには日本全国で電力が不足し、各所で計画停電が行われたのは記憶に新しいでしょう。

日本は災害が非常に多い国なので、地震や台風で発電・送電設備に障害が発生すると数週間電気が届かないような事態も起こっています。電気がなければ食材の保存や入浴、冷暖房も使えず体の弱い子どもや高齢者には過大なストレスがかかってしまうでしょう。

こうしたときにも太陽光発電システムと蓄電池があれば、自家発電を行って普段とほとんど変わらない生活を送ることが可能です。

電力のピークシフトに役立つ

ピークシフトとは、電力を使う時間帯を調整して電力使用量が集中する13~16時を避けることです。家庭用蓄電池があれば日中発電した電力を蓄電池に貯めておけるので、ピーク時間帯に使う電気を蓄電池からまかなうことができます。

電力は作り置きができないので、電力会社は需要に合わせて発電施設の稼働を動かしたり止めたりしています。

こうすることで発電効率が下がり、めぐりめぐって電力会社の電気料金を押し上げることになってしまいますが、ピークシフトが徹底されれば発電施設が効率的に稼働でき、発電コストが削減されるのです。

家庭用蓄電池を活用することが社会貢献にもつながるということですね。

「ズバット エネルギー比較」を利用して複数業者に見積もり相談をしてみよう

蓄電池の訪問販売蓄電池の訪問販売は、決して怪しい業者ばかりではありません。

良い商品を誠実に販売しているセールスマンもいますので、ご紹介したチェックポイントを参考に検討してみてください。

また、訪問販売は不安だけど蓄電池には興味がある人におすすめなのは「ズバット エネルギー比較」を使った一括見積もりです。蓄電池をお得に設置できる方法がきっと見つかるはずなので、まずは見積もりを取るところから初めてみましょう。

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