代々木アニメーション学院 高等部先輩紹介インタビュー長田 浩孝さんイラスト科/2016年入学

本当にやりたいことを仕事に。夢へのスタートダッシュを切る場所
中高一貫校に通っていた長田くん。中学校卒業後はそのまま高校に進学しようかと考えていましたが、当時熱中していた「イラスト」の勉強もできて、高校卒業資格を取得できる代々木アニメーション学院 高等部を見つけ、入学を決意。
ターニングポイント
イラストに興味を持ったきっかけは、ノートに描いていたアニメイラストの落書き。はじめは暇つぶしのつもりで描き始めましたが、描いているうちに、自分のスキルアップが目に見えてわかるイラストの世界にどんどん熱中。仕事をするなら「興味のあることや好きなことを仕事にしたい」と考えていた長田くんにとって、イラストレーターはまさに天職。中学校3年生の頃には、アニメやゲームのイラストレーターとして活動したいという気持ちが強くなりました。
「イラストの勉強をしながら、高校卒業資格を取得できる場所で学びたい」。長田くんが選んだのは代々木アニメーション学院 高等部。入学後は、現役のイラストレーター講師から「構図学」や「人体描画」などを学び、プロのイラストレーターに必要なテクニックを修得。コミックマーケットでの同人誌販売、学院祭でのカードゲーム製作など、実践的な活動にも参加しイラスト中心の学校生活に変わりました。特にコミックマーケットでは、お客様に作品を買ってもらうという経験を通じて、イラストレーターとしてのプロ意識が生まれたそうです。
入学して3年目の現在は、デビューサポートコースに在籍。たくさんのイラストレーターの方と知り合う中で、卒業後の進路として選んだのは、ゲーム会社に所属するイラストレーター。初めての就職活動で不安もありますが、講師から面接指導、履歴書やポートフォリオ(個人の作品集)の作成指導を受けながら、就職活動に励んでいます。
この学校を選んだ理由

同年代のライバルたちよりも早くスタートダッシュを切るために
通信制高校を選んだのは、時間を有効活用したいという思いがあったからです。当時は中高一貫校に通っており、生徒のほとんどはそのまま高校に進学します。はじめは高校進学も検討しましたが、授業の時間などを考えると絵に費やせる時間は多くて3時間ほど。もともと、仕事をするなら好きなことを仕事にしたいと考えており、専門的な絵の勉強もできると同時に高校卒業資格も取れる代々木アニメーション学院 高等部は、僕が求める進路として最適でした。
ここでは、1日の半分は絵を描くことに費やすことができるのです。プロのイラストレーターを目指す上で、この差は大きいと思いました。同年代の同じ夢を抱いているライバルたちよりも、スタートダッシュを成功させるために、代々木アニメーション学院 高等部に入学しました。
この学校の楽しいところ・大変なところ

コミックマーケットに参加し自分の作品を販売。通信制高校だからこそ味わえる経験がある
入学後はコミックマーケットにも参加し、同人誌の作成にも取り組みました。このイベントに参加することで、自分の作品を多くの人に知ってもらうことができ、イラストレーターとしての知名度アップにつなげることもできます。たくさんの人に同人誌を販売するという意気込みで参加しましたが、現実は甘くありませんでした。当時の作品を見てみると、完成度も低く当然の結果だと思います。だからこそ、初めて作品が売れたときは本当に感動したことを覚えています。
それ以来、お客様からお金をいただく以上は、より満足してもらえる作品を作らなければいけないと考えるようになり、よりイラストの勉強に集中するようになりました。イラストの世界は華やかなことばかりではなく、想像以上に大変なことも多い仕事ですが、ファンの方から声をかけていただくことも多く、やりがいのある仕事だと実感しています。
1日のスケジュール
「通信制高校は、全日制高校と比べて自分のために使える時間が多い」と語る長田くん。3年生の現在は、専科(※)でイラストの勉強をしたり、就職活動のためのポートフォリオ作成に励んだり。同人活動を通じて知り合ったイラストレーターの方と、食事をしながら情報交換をすることもあるようです。 ※専科…イラストやアニメ、声優など各専門分野の授業のこと。
- ■就寝
- ■朝食・準備
- ■自宅学習
- ■ランチ
- ■自主勉強
- ■夕食
- ■自由時間
スクールライフ
みんなの学校選び・スクールライフ体験談
通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。
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全日制高校進学が当たり前ではない。多種多様選択してもいいことを、先生や親が柔軟に対応してあげることで救われる子供がいます。マロニー先生さん(保護者)学校の満足度:
4点
転入学16歳/男性鹿島朝日高等学校全日制高校進学校に入学でき親としてはホッとしてたのもつかの間、2学期から不登校気味になり、学校の雰囲気と先生も嫌だと言って休むようになりました。高校だけは卒業したいと子供の意思を尊重して通信高校へ転入学しました。子供にとっては通信高校に代わってから気楽になって週2通学してあとは自宅で課題をやっています。こんなことなら高校進学の時に初めから通信高校を選択すれば良かったなと思っています。
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選択権は子どもにある。親はいつでも「大丈夫!」とサポートを。あこたさん(保護者)学校の満足度:
4点
転入学16歳/男性S高等学校全日制高校に進学しましたが、2学期から不登校になり出席日数が足りず、留年が決まりました。同級生と同じタイミングで卒業し大学進学を希望していたため、それを叶えるために通信制高校を選択しました。
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前に進まなければ…という思いで通信制高校への転学を本人と決め、親子の会話も増えました。かまかまさん(保護者)学校の満足度:
3点
転入学16歳/男性YMCA学院高等学校部活動の出来事で体調が悪くなり。何とか登校させていたのですが、良くなる気配もなく出席日数も足りなくなってしまい、通信制高校を考えました。