奈良2026.07.04
築128年の駅舎を“ホテル”に。天理市の無人駅利活用プロジェクトに飛鳥未来高校の生徒が参画、マップ作成・食べ物自販機など提案。
全国45キャンパスを展開する飛鳥未来高校グループの一校で、奈良県天理市に本校を置く飛鳥未来高等学校は、2026年7月4日(土)、CEUEU櫟本駅オープニングセレモニーに参加しました。 同プロジェクトは、天理市が築128年(1898年設置)のJR櫟本駅舎を、JR西日本より譲渡を受け、地域のにぎわい創出、交流、もてなしの拠点として活用するために進める取り組みです。この取組の採択事業者である株式会社立志社は、無人駅の駅舎や沿線地域の古民家・空き家を活用し、地域全体を“ホテル”として再生する「JR櫟本駅直結ホテルプロジェクト(まほろばプロジェクト)」を進めています。2025年から同プロジェクトに飛鳥未来高校の生徒が参画しており、生徒たちはこれまでも、駅周辺の不便さや地域の魅力が十分に知られていないという課題感をもとに、地域マップづくりや自動販売機設置に向けた提案などを進めてきました。 今回の式典では、地域の未来に関する発表や会場誘導、テープカットなどを行いました。
「駅周辺は何もない」。生徒の課題意識から生まれた地域連携
飛鳥未来高校では2025年度から学校内や地域を盛り上げるという目的で、「活動プロジェクト委員会」を設置しました。委員会が地域の課題発見のための活動を行っていく中で、生徒から「学校の最寄り駅である櫟本駅が老朽化している」「駅周辺の魅力が知られていない」「近くに飲食店がない」という課題があがり、飛鳥未来高校として取り組めることを模索していたところ、天理市のまほろばプロジェクトに行きつき、連携することとなりました。本プロジェクトで、飛鳥未来高校の生徒は地元のお店に取材をし、それらをまとめて紹介をする地域マップを作ったり、JR櫟本駅近くで食べ物が購入できる自販機の設置を提案したりしています。アンケートを実施し、自分たちで分析を行い防災上の必要性なども訴え、その効果を提案にまとめています。
【飛鳥未来教員コメント】生徒たちが日頃から感じていた「最寄り駅の利便性」という身近な課題意識から始まったこの取り組みが、天理市様や立志社様との出会いによって、このようなプロジェクトへの参画へと繋がったことを嬉しく思っております。
生徒たちが地域の店舗に取材してマップを作ったり、自販機設置に向けたアンケート分析や提案を行ったりする中で、「自分たちのアイデアが形になる」という大きな成功体験を得ることができました。これこそが、飛鳥未来が大切にしている「高校生でもできる、やったらできた」という自己肯定感や有用感の育みそのものです。地域への愛着を深めた生徒たちが、今後もマルシェの開催やホテルや地元のPRなどを通して櫟本の未来にさらに主体的に関わっていくことを期待し、地域活性化に貢献していきたいと考えております。
【生徒コメント】私たち生徒は、日頃から利用している櫟本駅の利便性や快適性を向上させたいという強い思いから、このプロジェクトに参加しました。
活動当初は駅周辺の課題に目を向けていましたが、駅のホテル化や外観の整備が進むにつれ、街がポジティブに変化していくのを肌で感じています。
私たち飛鳥未来生をはじめ、地域住民や添上高校生の皆様にとって、櫟本駅がより使いやすく居心地の良い場所となるよう、今後も清掃活動や地域活性化に尽力していきます。そして、地域の魅力を大切にしながら、櫟本町が「古き良き、愛される街」として発展していくことに貢献したいと考えています。

