東京2026.09.29
刺しゅうで地域をつなぐ。飛鳥未来きぼう高校、地域連携で作品を共同制作。すみだ五彩の芸術祭の一環で10月9日、報告会開催
飛鳥未来きぼう高等学校 両国キャンパスは、墨田区が主導するSUMIDA DOT TO DOTプロジェクトに参画し、UDCすみだ、地域の小学校、台湾の学生などと連携し、すみだ五彩の芸術祭で展示する刺しゅうのタペストリーを共同で製作しました。 製作したタペストリーは9月4日から12月20日の日程で開催中の「すみだ五彩の芸術祭」で展示され、生徒による報告会を10月9日に飛鳥未来きぼう高校両国キャンパスにて開催します。報告会では両国キャンパスの生徒5名が出席し、取り組みの背景や成果を伝えます。 若い世代が刺しゅうを通し、世界と世代を超えてつながることを目的に発足した墨田区の SUMIDA DOT TO DOTプロジェクト。飛鳥未来きぼう高校 両国キャンパスは墨田区の通信制高校として企画に賛同し、生徒たちがプロジェクトに参加しています。生徒たちは、タペストリーのデザインなどを検討し、地域の小学生に刺しゅうの技術を教え、作品を完成させました。作品は9月3日よりすみだ北斎美術館に展示され、その後第一ホテル両国・千葉大学墨田サテライトキャンパスで展示される予定です。
「刺しゅう未経験」から教える立場に。プロジェクトを通した成長実現
今回のプロジェクトには、両国キャンパスからは約10名の生徒が参加し、タペストリー全体のデザインから製作、連携する小中学生への指導まで担当をしています。作品は縦約3m×横約2mでそれぞれが刺しゅうで作成した果物や花などのモチーフを縫い合わせています。全体のデザインは墨田区生まれの絵師・葛飾北斎の作品を元に、両国キャンパスの生徒がタペストリーの下絵と刺繡モチーフの下絵をデザインしました。材料は、地域の企業や住民が寄付・提供しています。そのつながりから、材料を提供した企業の工場への見学なども行いました。生徒の多くは刺しゅう未経験。最初は初めての経験に苦戦をしましたが、自分たちで技術を学び、最終的には、地域の小学生や墨田区の専門学生に対して技術を指導する立場となりました。また、今回は台湾の萬華中学校とも連携をして製作をしています。生徒は、「できない」という状態から自分たちで学び成長し、刺しゅうを通した地域とのつながりも作りながら、作品の完成へと進めていきました。【連携続け、地域のつながりを大切に教育機会を提供】
完成した作品は2026年9月3日から9月11日まですみだ北斎美術館に展示後、9月12日から10月31日まで第一ホテル両国に、その後も墨田区内の施設に展示する予定です。両国キャンパスでは、墨田区との連携を今後も続ける予定で、来年度に向けた新しいプロジェクトも始動する予定です。飛鳥未来高校グループは地域の連携を積極的に行い、地域とのつながりを大切にした教育の機会を提供していきます。
【生徒コメント】
このプロジェクトを通して、いろんな立場の人たちと関われたのがすごく良かったです。小学校を訪問した時には、一生懸命前向きに取り組んでくれる小学生の子たちから力をもらいました。他にも中学校や台湾から学校に集まってくる作品からも、この刺しゅうで作品を完成させて表現していくぞという力をもらえました。作品完成に向けて共同で同じ作品を作れることが嬉しく、刺しゅうという文化的な活動は楽しいなと思えました。
【作品展示スケジュール】
完成した作品は下記スケジュールで展示を予定しています。
9月12日(土)~10月31日(土)第一ホテル両国1階エントランス展示期間
11月1日(日)~12月20日(日)千葉大学墨田サテライトキャンパス展示期間

