全国2026.09.16

【東京キャンパス】カードゲームで「共生社会」を体感!

特別活動「ワンダーワールドツアー」開催

ワオ高校東京キャンパスで、特別活動「ワンダーワールドツアー」を開催しました。

今回は、普段オンラインで学んでいる共通コースの生徒もキャンパスに集合。ゲストの先生をお招きし、カードゲームと対話を通して、ダイバーシティ(多様性)や共生社会について考える探究学習に取り組みました。
「ワンダーワールドツアー」は、一人ひとりが異なる制約や役割を持つ旅行者になりきり、仲間と協力しながらミッションの達成を目指すカードゲームです。
今回登場したのは、「音で世界を知る旅行者」「小指使いの旅行者」「みぶりてぶりの旅行者」など、普段の自分とはまったく異なる立場の旅行者たち。
ゲームが始まると、生徒たちからは、
「どうやってコミュニケーションを取ればいいんだろう?」
「自分には何ができるんだろう?」
と、戸惑いの声も聞こえてきました。
しかし、そこは対話を大切にするワオ高生。相手の様子をよく見ながら、自分たちで考え、少しずつ工夫を始めていきました。
ゲームが進むにつれて、キャンパスのあちこちで自然な助け合いが生まれました。

目が見えない「音で世界を知る旅行者」には、周囲の状況を言葉で実況し、必要なときにはそっと手を差し伸べます。
小指しか使えない「小指使いの旅行者」には、カードを取ったり捨てたりする動作をサポート。
ない「みぶりてぶりの旅行者」には、すぐに紙とペンを用意し、筆談でコミュニケーションを取っていました。
ただすべてを代わりに行うのではなく、相手が困っていることや、必要としていることを考えて行動する生徒たち。その姿からは、誰もが参加しやすい環境をつくろうとする優しい意識が感じられました。

「ダイバーシティ」や「共生社会」という言葉を耳にする機会は増えています。しかし、言葉の意味を知ることと、異なる立場を実際に体験することは同じではありません。ゲーム後の振り返りでは、生徒たちからさまざまな気づきが語られました。
「自分とは違う立場になると、こんなふうに世界が見えるんだと驚いた」
「すべてをやってあげるのではなく、相手が必要としているサポートをすることが、本当の公平なのだと気づいた」
「自分の当たり前は、ほかの人にとっての当たり前ではないと分かった」
自分とは異なる視点から世界を見ることで、普段は見過ごしてしまいがちな生きづらさや、多様性の本質を自分事として考える時間になりました。