原宿AIA高等学院(AOIKE高等学校) 学校紹介インタビュー ひまりさん Lightコース/2023年度入学

自分のために、自分の「好き」を学んで、未来を探す。原宿AIA高等学院の在校生にインタビュー

フィリピン姉妹校への留学や、各分野のプロフェッショナルによる質の高い講義などを通じて、高校卒業資格を取得できるオルタナティブスクール、原宿AIA高等学院。「不安はあるけれど留学の夢を叶えたい」「一歩前に踏み出して広い世界にチャレンジしたい」「自分らしく学びたい」という生徒の想いに寄り添った指導を行なっています。今回は在校生のひまりさん(中学3年生)に、原宿AIA高等学院に入学を決めた理由や、学校で学んでいる内容について伺いました。

通信制高校を検討し、入学を決めたきっかけ

通信制高校への入学を考えた理由を教えてください。

小学生の頃から生活リズムが乱れてしまい、学校に通えない期間が長く続いていました。何度か立て直そうとしましたが、悪い口調や態度が普通になってしまっていた学校やクラスの環境に居たくなかったこともあって次第に休みがちに。毎日の大半を自宅で生活していたため、寝る時間も起きる時間もバラバラになるという悪循環に陥っていました。

その間、母親が学校のことを考えてくれていたようで、通信制高校を勧めてくれました。この学校を知ったのも母親の紹介がきっかけです。

原宿AIA高等学院に決めたきっかけは何ですか?

自分の「好きなこと」「勉強したいこと」をとことん学べると感じたからです。「通信制高校」といえば、「全日制で行われている授業をオンラインで受けられる学校」というイメージを持っていたのですが、原宿AIA高等学院では自分の興味に合わせて時間割を組むことができるので、通信制高校に対するイメージが大きく変わりました。私の場合は語学に興味があるので、英語や中国語、ドイツ語を中心に、算数・数学の復習も時間割に組み込んでいます。

何よりうれしかったのは、先生のサポート。自分の現状に寄り添ってくれるだけでなく、一緒に「やりたいこと」を探してくれる姿勢が伝わってくるので、勉強をする上で大きな支えになると思いました。私自身、将来の夢やなりたい職業が決まっていませんが、この学校なら高校卒業に必要な単位を取得しながら、自分の未来を変えられると思って入学を決めました。

入学までの流れ

見学はしましたか?入学までにどんなことをしましたか?

Zoomでの説明会、個別体験・相談会に参加しました。そこでは、おもに自分の学びたいことを先生に伝えました。先生のほうから私の興味・関心について細かくヒアリングをしてくれて、時間割や通学頻度を一緒に考えていくという流れです。先生と話をするうちに、両親も「ここなら間違いない」と後押ししてくれたのがうれしかったです。

また、入学までに特別なことはしていませんが、願書や志望理由書などを作成しました。

入学後の学校生活

学校に通う頻度や1日の流れを教えてください。

現在は週に5日ほど通学しています。1日の流れとしては、午後2時くらいから3時半くらいまで2教科を勉強しています。

まだ通い始めたばかりということもあって、基本的には午後だけの通学ですが、もっと通いたい、いろんな科目を学びたいという人は、自分のペースで通学頻度や科目を決めることができます。私も学校に慣れたら午前中から通学したいと考えています。

今年の春からは原宿AIA高等学院に在籍しつつ、AOIKE高校(原宿AIA高等学院と同じ学校法人青池学園が運営)にも入学して高卒資格の取得を目指す予定です。

どのような分野を学んでいますか?

日によって学ぶ教科は異なりますが、興味のある語学(英語・中国語・ドイツ語)を中心に、数学・哲学対話・PBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の授業を受けています。

先生が板書するだけの一方通行の授業ではなく、初歩的なところから教えてもらえるので、周りを気にせずに自分のペースで学ぶことができます。授業の合間に聞ける先生の雑談も楽しくて、勉強をがんばろうという気持ちにさせてくれます。

また、原宿AIA高等学院のPBLの授業は、「渋谷・原宿の街をフィールドワークし、自分たちで問題を見つけて解決策を考える」というユニークな内容です。お祭りに参加してたくさんの人や文化と交流を深めたり、お祭りを盛り上げるための企画を考えたり。学校が開催するワークショップイベントのチラシ制作も経験しました。

どんな内容のチラシにするか、どんな写真を使うかを自分で考え、最終的にプロの講師から意見をいただくなど、ほかでは得られない貴重な経験を積むことができたと思います。自分自身のやりたいことを探す上では、いろいろなことへの挑戦が大切だと思うので、積極的に取り組んでいきたいです。

学校の雰囲気

学校や授業中の雰囲気はどうですか?

授業は個別、または少人数で行われます。先生と生徒が和気あいあいと話し合いながら進むので、毎回楽しいです。入学したばかりでほかの生徒との交流は多くありませんが、一緒にフィールドワークに出かけたところ、話しやすい雰囲気を作ってくれてうれしかったです。

先生の印象について教えてください。

原宿AIA高等学院の先生は小説家、起業家、医師、NFTクリエイター、忍者、DJ、お笑い芸人など、ユニークな人ばかりです。生徒に「指示する」というよりも、「伴走」するというスタンスで一生懸命に教えてくれるので、とても頼りになります。

学校の良いところ

学校の一番良いところ・気に入っているところは何ですか?

やっぱり、自分のためになることを学べるところです。この学校に入学する前は、自分が人と“違う”ことをネガティブに感じることもありました。本来、人と違うというのは当たり前のことなのに、学校に通えないことを悪く捉えてしまい、ネガティブな気分になることもありました。

ですが、この学校に通うようになってからは、やりたいことや復習したいことなど、自分の未来につながる学びを積み重ねることで、自信が持てるようになりました。誰のためでもなく、自分のためになることをとことん学べる環境と、それをそばで支えてくれる先生の存在が、この学校の一番の魅力だと思います。

後輩たちにメッセージ

後輩たちに向けて、メッセージをお願いします。

学校に通えない日が続くと気分が落ち込み、自分自身に対して興味を持ったり、関心を持てなくなったりすることもあるでしょう。まずは、自分自身に興味・関心を持つためにも、この学校で好きなことをとことん学んでほしいと思います。

私自身も自分が何になりたいか、どんな未来になるのか、今はまだ見つかっていませんが、ここでの経験と学びが自分の人生にとって大きなステップとなると考えています。

大石 湧一郎

インタビュアー

大石 湧一郎 (おおいし ゆういちろう)

1991年 島根県出身

宿泊施設を顧客とした法人営業に8年間従事し、2023年ウェブクルー入社。

この学校のホームページ

https://harajuku-aia.com/

みんなの学校選び・スクールライフ体験談

通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。