北海道芸術高等学校 東京池袋サテライトキャンパス 先輩紹介インタビュー 高橋 穂乃佳さん マンガ・イラストコース/2018年入学
やりたいことを始めるのに早すぎるということはない
中学時代は重い貧血に悩まされ、不登校になってしまった高橋さん。卒業後の進路を考えたときに、毎日通わなくてもいい通信制高校に興味を持つようになり、イラストを学べる北海道芸術高等学校に入学。好きなイラストを学ぶことで少しずつ体調も落ち着き、現在は元気に通えるように。
ターニングポイント
2学期を迎えるころ、普通に歩くだけで動悸や息切れがひどくなり、学校への通学も難しくなってしまった高橋さん。誰にも相談できず、家に引きこもりがちな毎日を送るように。少しずつ症状が落ち着いてきたころ、SNSを通じて出会ったのがプロのイラストレーターが描いた1枚のイラスト。それ以来、イラストの世界に憧れを持つようになりました。その後、毎日通学する必要がない上にイラストも学べる北海道芸術高等学校の存在を知り、体験入学に参加しました。
北海道芸術高等学校の体験入学に参加したところ、憧れのイラストレーターがライブペインティングを行う様子を目の当たりにし、一気に入学意欲が高まって入学までに6回も体験入学に参加しました。入学前は貧血に対する不安もありましたが、好きなイラストや先生や先輩に囲まれて過ごすうちに症状も落ち着き、高橋さんの性格も一変。後ろ向きな性格から抜け出せるようになりました。
現在は学校に通いながら、イラストコンテストにも出展し、大好きなイラストについて学んでいます。イラストの技術はメキメキ上達し、知り合いのピアノ教室のパンフレットやパン屋さんのシールに使われるイラストを描く仕事も受けるなど、引きこもりがちだったころとは生活も大きく変わりました。卒業後はイラストの技術を磨くために、専門学校や大学進学を目指して日々がんばっています。
この学校を選んだ理由
人生を変える「出会い」は1枚のイラストから
紙とペンさえあればいい。運動はもちろん、歩くこともままならない私にとって、あるイラストとの出会いは人生を変えるほど衝撃でした。イラストと出会うまえの私は、病気について友達や先生に相談することができず、常に孤独を感じていました。ところが、イラストを描くようになってからは日々上達するのがうれしくて、あのイラストレーターのように上手に描きたいという気持ちが強くなっていったのです。
その想いが報われたのは、北海道芸術高等学校の体験入学。憧れのイラストレーターと出会うことができて、本当に感激しました。一枚の絵との出会いが、この学校と私を結びつけてくれました。
この学校の楽しいところ・大変なところ
学校は好きなものにあふれる場所。課題やコンテストなどの締め切りが続く日は大忙し。
入学前はほとんど学校に通えなかった私が、今では進んで通えるようになりました。やりたいことや好きなことに励む毎日が新鮮で、精神的に楽になったことが理由のひとつです。実技やレポート課題に取り組みながら、コンテストに出展することもあり、締め切りが続く日は大変ですが、自分の好きなものにあふれている場所で毎日学べることが何より幸せです。
また、業界経験が豊富なプロの先生との距離が近く、カケアミの仕方、人物のパースの取り方など、プロのテクニックを教えていただける環境は多くありません。好きなことにとことん取り組みたい、技術を磨きたいという人には、北海道芸術高等学校をおすすめします。
1日のスケジュール
学校に通学しながら、イラストについて勉強する高橋さん。今はイラストを描くことが本当に楽しくて、プライベートでも人気のイラストをチェックしたり、画集を見たりとイラスト中心の生活になっているようです。
- ■ 趣味
- ■ 就寝
- ■ 朝食・準備
- ■ 登校
- ■ 授業
- ■ ランチ
- ■ 帰宅
- ■ 自由時間
- ■ 夕食
スクールライフ
みんなの学校選び・スクールライフ体験談
通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。