第一学院高等学校 先輩紹介インタビュー 横山美南さん 第一学院高等学校・2年生
否定されない環境が自信を育む。苦手だった「人前での発表」に挑戦できた、第一学院高校での自分らしい歩み
成長実感発表会では「2年間を振り返って」をテーマに、一つひとつ丁寧にお話してくれた横山さん。中学生のころに体調を崩し、中学1年生の9月には完全に不登校となってしまいましたが、その後、第一学院高校のオープンスクールで目標となる先輩たちに出会い、大きく変化していきます。人前で話すことが苦手だった彼女が、なぜ成長実感発表会で堂々と自分の過去を語れるようになったのか。そこには、生徒の挑戦を否定せず、温かく見守る先生や仲間たち、そして自分自身で進路を決めたという強い自負がありました。
通信制高校に入学された経緯を教えてください
中学生のころに体調を崩し、中学1年生の9月には完全に不登校となってしまいました。その後、別室登校などもしましたが、勉強の遅れが気になり、中学2年生からは塾に通うようになりました。
中学3年生の4月に第一学院高校のオープンスクールに参加し、そこでピアサポーター※の先輩たちに憧れ、第一学院高等学校への進学を決めました。
学校選びは、親から「自分の好きなようにしなさい」と言われていたので、自分で調べて、オープンスクールの申し込みも自分でしました。入学前は「自分にできるかな」「ちゃんと通いきれるかな」という不安がありましたが、自分で納得いくまで学校を調べたことで、一歩踏み出す決心がつきました。
※ピアサポーター:学校を居心地のよい場所にするために在校生同士で支え合う仕組み
今日は成長実感発表会※がありましたね。第一学院での様々な経験についてお話されていましたが、改めて教えてください
ピアサポート活動やプロジェクト活動(ボランティアなど)、行事の実行委員、ミュージックアウトリーチ(アメリカのNPO団体「HEART Global(ハートグローバル)」と全国の第一学院高校の生徒とともに歌やダンスのワークショップ)、スクーリング、英検への挑戦など、さまざまなことに取り組んできました。
ピアサポート活動では、新入生歓迎レクリエーションの企画や、オープンスクールのお手伝いなどを行いました。高校1年生の5月、入学してすぐにピアサポート活動に参加しました。それまでは人と話すことに苦手意識がありましたが、憧れの先輩たちと共に活動するうちに、自分に自信を持てるようになりました。学年を超えた交流もこの活動の一環として積極的に行い、学校内での交流の輪が広がりました。
実行委員は、体育祭や文化祭の準備や当日の運営を中心に行いました。特に成長を実感したのは、高校2年生の文化祭実行委員を務めた時です。私は副委員長として活動し、これまで挑戦してこなかった「前に立つ」という経験をしました。2年生になってからは後輩との関わり方や、先輩としてのあり方を模索することもありましたが、みんなを引っ張るリーダーではなく支える役割として自分らしく貢献できたことが、大きな成長だったと思います。
ミュージックアウトリーチでは、3日間でショーを作り上げます。人前に立つのが苦手で、歌やダンスに抵抗がありましたが、実際にやってみると良い経験になりました。また、運営団体にはさまざまな国の人が集まっており、ワークショップ中は英語で会話し、その後日本語に通訳してもらいました。英語にたくさん触れられ、英語がさらに好きになりました。宿泊型のイベントだったため、同じ部屋になった人と交流できたことや、スクーリングで再会できたことも嬉しかったです。
※成長実感発表会:生徒が日々の小さな成長を自分自身で実感し、周囲とともに分かち合うことを目的とした校内イベント
高校生活を楽しむために大切なことは何ですか?
私の経験からお伝えできることは3つあります。
1つ目は「自信がなくても興味があることにはとにかく挑戦すること」。
2つ目は「自分の気持ちはその時にしか感じられないため、少しでも成長や変化を感じたら記録に残すこと」。記録に残すことで、自分の成長を他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることもできます。
3つ目は「周囲の人に感謝すること」。私が成長できたのはフェロー(先生)や先輩、友達などのサポートがあったからこそだと思うので、その感謝の気持ちをこれからも大切にしていきたいです。
とても堂々とお話されてましたが、人前で発表することに対して、元々抵抗はなかったのでしょうか?
いえ、私も発表が苦手で緊張しやすいタイプです。入学前、学校の公式ホームページの「キャンパスブログ」を見て、こういう発表会があることは知っていましたが、はっきりとしたイメージは持てていませんでした。
でも、入学してから人前に立つ機会が少しずつ増えて、徐々にできるようになっていった感じです。1年生の時と今の自分を比べると、本当に全然違うなと実感しています。
なぜ、第一学院高等学校の生徒はこれほど堂々と発表できるようになるのでしょうか?
他の学校に比べて、フェロー(先生)との距離が非常に近いことが大きいと思います。フェロー(先生)と生徒の仲が良くて、安心感があるんです。
それに、新しいことに挑戦しようとした時に、それを否定したり邪魔したりする人が誰もいません。みんなが「一緒にやろう」「頑張れ」と応援してくれる環境があるから、挑戦しやすいのだと思います。そうして挑戦を重ねるうちに、自信がついて、できるようになっていくのではないでしょうか。

インタビュアー
山内 香澄 (やまうち かすみ)
ズバット通信制高校比較 編集部
通信制高校と専門学校の入試広報に7年間携わり、フリースクールの新規立ち上げおよび運営を経て、2025年にウェブクルーに入社。
みんなの学校選び・スクールライフ体験談
通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。


