eスポーツ高等学院学校紹介インタビュー仲田 耀祥(なかた てるよし)さん

ゲーム好きなら最高の環境!プロから学べて単位取得もできる、eスポーツ高等学院の魅力を在校生にインタビュー

国際オリンピック委員会(IOC)が主催する世界大会が実施されるようになった「eスポーツ」。eスポーツをプロから学ぶことのできるeスポーツ高等学院の魅力や、入学に至った経緯などを在校生の仲田 耀祥(なかた てるよし)さんにお伺いしました。

通信制高校を検討し、入学を決めたきっかけ

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通信制高校への入学を考えた理由を教えてください

自分はゲームが好きで、入学する前からゲーム関連の仕事に就きたいなと思っていました。また、興味がないことに対してのモチベーションがすごく低いこともあり、普通の高校よりも自分の好きなゲームを専門的に学べる学校のほうが良いと思い、eスポーツを学べる通信制高校を選びました。

eスポーツ高等学院に決めたきっかけは何ですか?

ゲーム好きなことを親も知っていて、勧めてくれたことがきっかけです。そこから説明会や中学生が対象の体験コースに行き、eスポーツについて学びながらきちんと高校の授業も受けられると聞きました。説明を受け、親も理解してくれて「ここに行ってみる?」と言ってくれたので、中学校3年生の5月くらいには、eスポーツ高等学院に入学することを決めていました。

他にもeスポーツを学べる学校があるなかで、eスポーツ高等学院を選んだ理由は?

中学時代、普通に通学できていましたが、先ほどお話ししたように興味がないことにはあまりモチベーションが上がらないタイプでした。eスポーツを学びたいということもありますが、eスポーツ高等学院の兄弟校の中央高等学院ではほとんどの人が大学に行くと聞きました。eスポーツ高等学院でも勉強は同レベルの指導体制があり、学校に行ってなかった人でも大学に行けるくらい(勉強を)教えたことがありますよと聞き、自分もがんばれば大学に行けるくらいの学力を身につけられるのではないかと思い、ここにしました。

入学後の生活スタイル

学校に通う頻度や一日の流れを教えてください

僕の場合、週5で通学しています。月、水、金がゲームの授業。火、木がいわゆる普通の授業です。学校はゲームに集中できる設備が整っているので、毎日通学するきっかけにもなっています。

ゲームの授業では、実際にプロとして活躍している人に教えてもらえます。僕はShadowverse(シャドウバース)というトレーディングカードゲームを選択していて、先生から「一番良い選択は何か」ということを学べます。プロの人から直接「こういう選択のほうがいいんじゃないの?」と教えてもらえるのは、すごく上達する近道になると思っています。また、放課後も同じタイトルを選択している仲間と集まってゲームの練習をしており、やりたかったことに熱中できています。

ゲームのタイトルは入学前からやっていたものですか?

Shadowverse自体は入学してから始めました。入学後に学校で取り扱っているゲームタイトルを一通り体験できる期間があり、そのときにShadowverseが面白かったので選択しました。

入学前から同じタイトルをやっている子とのハンデなどは感じたりしますか?

自分が好きなものに対しては、とことん時間を費やすことができる性格なので、かなりやりこんでいます。学校にいるときは授業だけでなく放課後にも練習しているので、ある程度やっている人とそこまで変わらないくらいまでは上達できています。

学校の雰囲気

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学校や授業中の雰囲気はどうですか?

それぞれ好きなゲームがあるので、好きな人同士で集まって過ごしています。ゲームによっては、白熱しているところもありますが、自分の選択しているゲームはアクション的なものではなく冷静に判断し選択するものなので、落ち着いている感じですね。

通常の授業は、授業にきちんと出ていればレポート作成できるよう導いてくれていています。卒業に必要な単位を取得しつつ、ゲームに集中できる環境です。

先輩や後輩との交流はありますか?

僕はまだ1年生で、学校自体も2年目のため先輩は1個上しかいないのですが、ゲームの授業は学年関係なくゲームタイトルで分かれていて、同じタイトルを選択している先輩と一緒に授業を受けています。座席もゲームタイトルごとに固まってという感じで。自分は一つのゲームタイトルしか選択していないですが、複数タイトルを選択している人はその分、交流する場が多いと思います。

生徒同士の大会などはあるのでしょうか?

はい、あります。夏休みなどに校内大会が開催されます。僕が選択しているゲームタイトルの場合、普段は生徒内で対戦というのはあんまりないのですが、校内大会のときは対戦することがあり、それはそれで楽しいですね。

先生の印象はどうですか?

ゲームの担当の先生は、授業中のコミュニケーションだけでなく、授業以外でもゲームのことを話したりしています。ゲームという共通の話題があるので、割と生徒との距離感は全日制の学校より近いのではないかと思います。

通信制高校に実際通ってみての感想・ギャップ

実際に通信制高校に通っての感想や、入学前とのギャップなどがあれば教えてください。

入学前に中学生対象の体験コースに行っていたので、入学後のギャップはあまりなかったです。

ただ、僕のまわりでは「割とみんな学校に来るんだな」と思った人が多いようです。さまざまな事情があると思いますが、休んだとしても理由を聞かれたりしないし、好きなものに没頭できる、同じゲームが好きな友達もいるので、自然と学校に行きたくなる感じなんだと思います。

また、僕自身、実は自宅にゲーム専用のPCを持っていません。入学したらアルバイトをして買おうと思っていましたが、学校に行けばPCがあって、環境も整っていて十分なので。そのため、「ゲームの練習をしたい」ということが毎日通学する理由になっています。

学校の良いところ

学校の一番良いところ・気に入っているところは何ですか?

やっぱり、ゲームをする環境が整っていることが一番です。ゲームをやりたくて入学しているので、上達するための手段を学べて、長時間ゲームに没頭していても何も問題はないところが良いです。それでいて、きちんと勉強にも取り組めるという環境はeスポーツ高等学院ならではだと思います。

高校生活でやり遂げたいことや将来の夢

高校生活でこれはやり遂げたい、ということはありますか?

カードゲームの大会で、Day2(2次予選)までは進みたいと思っています。参加者が数千人以上いる中で、Day2は数百人まで絞られるので、そこを目指して頑張りたいです。

将来はどのようにゲームに携わっていきたいですか?

プロのプレイヤーにはなれるならそれが一番ですが、「絶対になれる!」というような甘い世界ではないと思っています。ですので、ゲームのプログラマーやゲームイベントの運営などにも興味があります。

「必ずゲームの制作に関わりたい」というより、自分が好きなゲームに関連する仕事に就いて、モチベーションを高く保っていきたいと思っています。ゲーム関連にどう携わっていくかは、これからの高校生活で考えていきたいです。

後輩たちにメッセージ

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後輩たちに向けて、メッセージをお願いします。

ゲームでプロを目指したい人は、プロに学べるので上達は早いと思うし、勉強も学校側でサポートしてくれるので、環境的にはすごく良いと思います。ゲームに興味がある人ならきっと楽しいし、個人差はあると思いますが、自分は楽しいです!

大石 湧一郎

インタビュアー

大石 湧一郎(おおいし ゆういちろう)

1991年 島根県出身

宿泊施設を顧客とした法人営業に8年間従事し、2023年ウェブクルー入社。

この学校のホームページ

https://esports-hs.com/

みんなの学校選び・スクールライフ体験談

通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。