鹿島学園高等学校先輩紹介インタビュー村上 尚さん・中澤 美亜さん2018年入学

勉強も、アルバイトも。初めての通信制高校でもふたりだから安心

通信制高校に転入するまえは、全日制都立高校に通っていた村上さん(写真左)と中澤さん。以前からクラスメイトの間柄で、通信制高校への入学もふたりで相談して決定。キャンパスで勉強するときも、飲食店でアルバイトをするときも、いつも一緒。ふたりだからこそ、全日制高校に通っていたころよりも充実したスクールライフを満喫している。

ターニングポイント

全日制高校在学中 ターニングポイント:体験入学 現在:高校1年生
全日制高校在学中

それぞれ別の中学校に通っていたふたりが出会ったのは、全日制の都立高校。入学してすぐに意気投合し、楽しい学校生活を送っていましたが、通っていた高校は校則が厳しかったそう。何の違和感も覚えずに従っていましたが、思い描いていたような高校生活とは違うと少しずつ感じるように。

ターニングポイント:体験入学

「アルバイトもしたいし、友達と遊ぶ時間も欲しい」。自由なスクールライフを送るために村上さんと中澤さんが選んだのは、通信制高校への転入でした。夏休みを利用し、ふたりで鹿島学園高等学校の体験入学に参加したところ、アルバイトも勉強も遊びも、自分のペースでスクールライフを送れると聞いて入学を決意しました。入学した当初は、初めての通信制高校でちゃんと通えるか不安もありましたが、ふたりで支え合いながら通っています。

現在:高校1年生

全日制高校に通っていたころと比べると、勉強するときはしっかりやる、休むときはしっかり休むというメリハリのある学校生活を送れるようになりました。現在は、平日の昼間などの空いた時間を使って、アルバイトに通ったり、勉強に集中したりと自由なスクールライフを満喫しています。

この学校を選んだ理由

この学校を選んだ理由

入学して早々にふたりが感じた中学校と高校のギャップ

村上さん:「憧れだった高校生活を送れる」と楽しみにして全日制高校に入学しましたが、実際は違っていました。服装や身だしなみの校則が厳しく、入学当初は従っていましたが、少しずつ違和感を覚えるようになったのです。また、自宅から学校までの通学時間が長く、アルバイトをすると、自由な時間もほとんどありません。アルバイトをしたり、友達と遊んだり、自分の自由な時間が欲しいと考えていたところ、通信制高校を見つけました。鹿島学園高等学校はアルバイトと勉強を両立したスクールライフを送れるだけでなく、スクーリングも充実しているところも入学の決め手になりました。

中澤さん:私も村上さんと同じ全日制高校に通っていましたが、中学校に通っていたころと比べると先生と生徒との距離感があり、中学校と高校のギャップに悩みました。中学校の先生は、どちらかというと面倒見が良く、悩んでいる生徒がいればすぐに気づいてくれて、先生のほうから話しかけてくれることがほとんどでしたが、高校の先生はこちらから話しかけても、向き合ってもらえないように感じられました。「この学校は自分には合わない」と村上さんに相談したところ、村上さんも同じように感じていたようで、一緒に通信制高校に通うことを決めました。

この学校の楽しいところ・大変なところ

この学校の楽しいところ・大変なところ

勉強するときも、遊ぶときもふたりだから励まし合ってがんばれる

中澤さん:鹿島学園高等学校に入学して気づいたのは、先生と生徒との距離の近さです。まだ通い始めたばかりですが、勉強でわからないことがあれば隣で教えてもらうことができ、勉強が苦手な人でも安心して通うことができます。

通信制高校に通う上で不安だったのは、時間の管理。自由な時間が多い反面、だらけてしまう心配もありましたが、集中して取り組めば自由な時間も増えるし、何よりも村上さんと一緒に励まし合いながらがんばれるので、大変だと感じたことはありません。勉強するときはふたりで集中して勉強する。休むときはふたりで休むというメリハリのある学校生活を送っています。

村上さん:通信制高校に入学したことで、前よりも新しいことに挑戦したいという思いも芽生えました。現在は飲食店のアルバイトをしていますが、自由な時間が増えたことで、別のアルバイトを掛け持ちすることも考えています。アルバイトと勉強の両立は大変だと感じることもありますが、アルバイト先の先輩から、マナーや接客の仕方を教えてもらうことも多く、この経験は社会に出てからも必ず役に立つはずです。

全日制高校と通信制高校の大きな違いは、自主性が求められること。自分から学習に取り組まないと単位を取得できません。これまでは「人に言われてからやる」というスタンスでしたが、今では「人に言われる前にやる」というように、勉強との向き合い方も変わったように感じます。

1日のスケジュール

キャンパスに通うのは週に3日間。それ以外は、アルバイトや友達と遊ぶ時間に充てている村上さんと中澤さん。平日の昼間からアルバイトをすることも多く、以前よりも自由な時間が増えたそうです。アルバイト先でも、学校でも常に一緒のふたり。勉強もアルバイトも、ふたりで励まし合いながらがんばっています。

0時
6時
18時
12時
  • 就寝
  • 朝食・準備
  • 授業
  • ランチ
  • アルバイト
  • 夕食
  • 自由時間

後輩たちにメッセージ

通信制高校でしかできない、スクールライフを思い切り楽しみたい

村上さん:校風が合わない、勉強がわからない、人間関係がうまくいかないという理由で、定時制高校や通信制高校への転入を考えている人もいると思います。通信制高校には、厳しい規則はないし、勉強がわからないときは先生が教えてくれて、本音で話せる友達もたくさんいます。

何よりも、自由な時間を使って新しいことにチャレンジすることもできるのが魅力。私自身、以前よりもアルバイトに集中して取り組むことで、働くことの厳しさと人のためになるやりがいを感じられるようになりました。私は「パティシエになる」という夢を持っていますが、その夢を叶えるために、通信制高校に通う今しかできないことを、思い切り楽しみたいと考えています。

中澤さん:全日制高校から通信制高校に転入するときは、通信制高校に対する固定観念もあって、「私の人生、この先どうなるか…」と心配してばかりいました。でも、通信制高校を卒業して専門学校や大学へ進学する人も多く、未来への選択肢はたくさんあることを知りました。

私の場合はやりたいことや、なりたい職業を決め切れていませんが、この3年間で見つけたいと考えています。私の高校生活はまだ始まったばかり。村上さんと一緒に勉強とアルバイトをがんばりながら、楽しい高校生活を送っていきたいです。

みんなの学校選び・スクールライフ体験談

通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。