おおぞら高等学院(旧:KTCおおぞら高等学院)先輩紹介インタビュー武田 優里さんスタンダード学科 ツーデイコース/2016年入学

やりたいことはいくつあってもいい。自分なりの進路を見つけるための通信制高校
中学校卒業後、ずっとやりたかった演劇活動に集中するために、通信制高校サポート校のKTCおおぞら高等学院に新入学。現在は学校に通いながら、舞台に出演するために俳優養成所で稽古を行う充実した毎日を過ごす。
ターニングポイント
小さい頃から楽器が好きで、進学した公立中学校では吹奏楽部に入部した武田さん。コンクールに出場するほどの強豪校で、勉強が手につかないほど忙しい毎日だったそう。「卒業後は、部活動と勉強の繰り返しの学校生活は送りたくない」「好きなこと、やりたいことをやりたい」と考えるように。同級生の影響で小学生の頃に抱いた「役者になる夢」を思い出し、中学校卒業後は全日制の高校ではなく、通信制高校に入学して演劇活動を行うことを決意。
「やりたいことはやったほうがいい」という両親のアドバイスを得て、武田さんが選んだのはKTCおおぞら高等学院。入学の決め手になったのは、KTCおおぞら高等学院のオリジナル授業「みらいの架け橋レッスン®」。やりたかった演劇のレッスンだけでなく、ネイルや美容、ボイスパフォーマンスなどいろいろなことにチャレンジできるラインアップに興味がわきました。その後、中学3年次からKTCおおぞら高等学院のプレスクールに参加し、新入生として入学。自分と異なる興味・関心を持った友達から刺激を受けるなど、全日制高校では経験できない出会いがありました。
在学中にカナダ留学、フィリピン留学を経て、現在はレストランでのアルバイト、俳優養成所での稽古、通信制高校での勉強といろいろなことに挑戦している武田さん。海外で生活したい、英語を話せるようになりたい、調理師・ネイリスト・美容師・役者と、やりたいこと、なりたい職業はたくさんありますが、通信制高校に通っている今だからこそ、やりたいことをとことんやって、進路を決めたいと考えています。
この学校を選んだ理由
勉強や部活よりも大切にしたい「やりたいこと」に打ち込むために
子供のころから周囲の影響を受けやすく、テレビドラマに登場する弁護士や動物トレーナーに憧れて「私もこの仕事に就きたい!」と思うような性格でした。ただ、中学生のときは部活動で忙しく、やりたいことができない自分にもどかしさを感じていました。
「やりたいことは若いうちにやったほうがいい」。両親のアドバイスもあり、卒業後はずっとやりたかった演劇の道に進もうと決めましたが、まったくの未経験で芸能系の高校に進学する勇気はありませんでした。そんなときに見つけたのが通信制高校という進路です。KTCおおぞら高等学院には「みらいの架け橋レッスン®」という体験授業があり、高校に通いながら演劇を学ぶことができます。また、ネイルや美容、ボイスパフォーマンスなどの授業もあるため、やりたいことがたくさんある私にはぴったりの環境でした。
この学校の楽しいところ・大変なところ
やりたかった演劇をとことんやれる環境。一方で、通信制高校の魅力を周囲に理解してもらうのが難しい一面も。
KTCおおぞら高等学院での学校生活で印象に残っているのは、クラスメイトと一緒に舞台を作り上げたことです。自分たちで台本を書いたり、衣装を作ったり、音響の演出を行ったり、何ヵ月も稽古を行ったり。やり直しのきかない一発勝負であるため、想像以上に緊張もしましたが、先輩後輩関係なく、全員が一丸となってお客様の前でパフォーマンスしたことに大きな達成感を味わうことができました。
演劇を仕事や進路にすることは簡単ではありません。私自身、なかなか一歩を踏み出すことができませんでしたが、KTCおおぞら高等学院で舞台を作り上げたことが自信につながり、現在は俳優養成所に所属し、舞台に立てるまでになりました。アルバイト先などで「通信制高校」や「サポート校」について理解してもらう難しさはありますが、通信制高校でやりたいことをやる楽しさのほうが優っています。
1日のスケジュール
週2日はアルバイトをしながら通信制高校に通学し、週3日は俳優養成所で稽古を行うという忙しい毎日を送る武田さん。自由な時間はほとんどありませんが、時間のあるときは友達とカラオケに行ったり、休みの日には別のキャンパスに通う友達と一緒にテーマパークに行くなど、スクールライフを楽しんでいます。
- ■就寝
- ■朝食・準備
- ■アルバイト
- ■授業
- ■自由時間
- ■夕食
スクールライフ
みんなの学校選び・スクールライフ体験談
通信制高校やサポート校に進んだ先輩たちや、そのご両親・先生方から体験談をお寄せいただきました。通信制高校を選んだきっかけ、実際の学校生活の様子などが本音で語られているだけでなく、これから学校を選ぶ皆さんへの熱心なアドバイスも満載です。
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全日制高校進学が当たり前ではない。多種多様選択してもいいことを、先生や親が柔軟に対応してあげることで救われる子供がいます。マロニー先生さん(保護者)学校の満足度:
4点
転入学16歳/男性鹿島朝日高等学校全日制高校進学校に入学でき親としてはホッとしてたのもつかの間、2学期から不登校気味になり、学校の雰囲気と先生も嫌だと言って休むようになりました。高校だけは卒業したいと子供の意思を尊重して通信高校へ転入学しました。子供にとっては通信高校に代わってから気楽になって週2通学してあとは自宅で課題をやっています。こんなことなら高校進学の時に初めから通信高校を選択すれば良かったなと思っています。
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選択権は子どもにある。親はいつでも「大丈夫!」とサポートを。あこたさん(保護者)学校の満足度:
4点
転入学16歳/男性S高等学校全日制高校に進学しましたが、2学期から不登校になり出席日数が足りず、留年が決まりました。同級生と同じタイミングで卒業し大学進学を希望していたため、それを叶えるために通信制高校を選択しました。
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前に進まなければ…という思いで通信制高校への転学を本人と決め、親子の会話も増えました。かまかまさん(保護者)学校の満足度:
3点
転入学16歳/男性YMCA学院高等学校部活動の出来事で体調が悪くなり。何とか登校させていたのですが、良くなる気配もなく出席日数も足りなくなってしまい、通信制高校を考えました。