沖縄県の指定校推薦がある通信制高校まとめ

通信制高校から大学進学する際に、指定校推薦を利用する方法があります。そのメリット・デメリット、具体的な条件について知りたい人もいるでしょう。 この記事では、通信制高校から指定校推薦を受けて大学進学するための基礎知識のほか、指定校推薦がある通信制高校をまとめて紹介します。
学校推薦型選抜とは?
学校推薦型選抜とは、高校から推薦された特定の生徒を対象に、大学が特別に設ける選抜制度です。「指定校推薦」「公募推薦」の2種類があり、いずれも学業成績や活動実績などが評価基準となります。
指定校推薦は特定の高校に枠が割り当てられている一方、公募推薦はすべての高校生が応募可能です。
公募推薦
公募推薦とは、特定の学校からの推薦を必要とせず、応募者自身の意志で大学に推薦を求める制度です。通信制高校の生徒にも門戸が開かれています。
ただし、応募するためには一定の成績基準や活動の実績が求められる場合が多く、自主的に学業や課外活動に取り組む必要があります。
公募推薦は複数の大学に同時に応募することも可能です。
指定校推薦
指定校推薦とは、特定の高校に対して大学側が特別な推薦枠を設け、その高校の生徒が推薦枠を使って選抜が受けられる制度です。学業成績が優秀な生徒や高校での活動に積極的に参加している生徒が対象となることが多いです。
通信制高校でも指定校推薦を受けることが可能です。通信制高校の生徒が指定校推薦を受けるには、一定の学業成績を維持し、必要なレポートの提出やスクーリングへの出席が求められます。また、部活動や特別活動の評価も考慮される場合があります。
指定校推薦を利用するメリット
指定校推薦を利用するメリットは、以下の通りです。
- 高い確率で大学に合格できる
- 合格発表が早く、余裕をもって入学準備できる
- 受験費用を抑えられる
- 自分の偏差値より高い大学に入れる
高い確率で大学に合格できる
指定校推薦は、特定の高校に特別な推薦枠が設けられているため、競争率が比較的低いのが特徴です。そのため、通常の一般入試と比較して、合格率が高くなります。
多くの大学が一定の成績基準を満たした生徒を対象にしているため、しっかりと学業に取り組んで成績を維持することで、高確率で合格できます。
合格発表が早く、余裕をもって入学準備できる
指定校推薦では、合格発表が一般入試よりも早い傾向にあります。早い段階で大学進学が決まることで、心理的な負担が軽減され、安心して残りの高校生活を過ごせます。
また、入学手続きや新生活の準備が余裕をもって進めることができます。例えば、住む場所の選定や引っ越しの手配、大学で必要なものの購入など、落ち着いて計画的に対応できるため、大学生活をスムーズにスタートできるでしょう。
受験費用を抑えられる
一般入試では複数の大学を受験するケースが多く、受験料や交通費、宿泊費などがかさみます。しかし、指定校推薦を利用する場合、受験する大学は1つだけなので、これらの費用を削減できます。
また、合格が早く決まるため、予備校などに通う費用を抑えることも可能です。
自分の偏差値より高い大学に入れる
指定校推薦を利用すると、自分の偏差値より高い大学に進学できる可能性があります。これは、指定校推薦が大学と高校の信頼関係に基づいて設定されているためです。
また、指定校推薦は学校生活での成績や活動を重視するため、日常的に努力を重ねることで、自分の学力以上に評価されることも多いです。例えば、学校行事やクラブ活動でリーダーシップを発揮していれば、推薦を受けやすくなります。
指定校推薦のデメリット
指定校推薦には多くのメリットがありますが、注意しなければならないデメリットもあります。
- ほかの大学を受けることができない
- 国立大学は推薦枠がない
- 原則として辞退や中退ができない
- 高校1年生からの成績に左右される
ほかの大学を受けることができない
指定校推薦を利用して合格した場合、ほかの大学を受けることができません。
指定校推薦制度は、高校と大学の間で特定の生徒を推薦する契約が交わされるため、その推薦が承認されると生徒は推薦された大学に入学する必要があります。
国立大学は推薦枠がない
通信制高校に通う生徒にとって、指定校推薦は大学進学の有力な方法の1つです。しかし、国立大学にはこの推薦枠が存在しません。
国立大学は、学力や成績を重視するため、指定校推薦という形を取らず、一般入試での公平な競争を求める傾向があります。
原則として辞退や中退ができない
指定校推薦とは、高校と大学の間で設けた特別な推薦枠を用意する制度なので、一度推薦を受けて合格すると、その大学に入学する義務が生じます。
途中で気持ちが変わったり、ほかに希望する大学が現れたりした場合でも、基本的には辞退できませんし、入学後の中退も避けるべきです。
例外として、病気や家族の緊急事態など、特別な事情がある場合に限り、大学側の判断で認められることもありますが、非常に稀なケースです。
高校1年生からの成績に左右される
指定校推薦を利用する場合、受験生の学業成績が重要です。そしてこれらの成績は、高校1年生からのものが対象となります。
つまり高校生活の早い段階から、真剣に勉学に取り組むことが求められます。特に学業成績の平均値(評定平均)が指定校推薦の評価に大きく関わります。
また、成績以外にも学校での評価、例えば部活動や特別活動などの参加状況も影響します。そのため、部活動や校内イベントに積極的に参加し、一定の成果を上げることが求められます。
通信制高校で指定校推薦を受ける基準
通信制高校で指定校推薦を受けるためには、以下の基準を満たす必要があります。
- 評定平均
- レポートの提出状況
- スクーリングの出席率
- 部活動や特別活動の評価
評定平均
指定校推薦を受ける際には、評定平均が重要な評価基準となります。
多くの大学では、評定平均が高ければ高いほど、指定校推薦を受けられる学校が増えます。そのため、日々の学習計画をしっかりと立て、実行することが求められます。
レポートの提出状況
通信制高校では自己学習が主な学習方法となるため、レポートの内容や提出の有無が日々の学習態度を示すものとして扱われます。
レポートを提出しないと学習の進捗が確認できず、成績評価に直接影響するため、提出期日を守ることが特に重要です。
スクーリングの出席率
スクーリングは、普段は自宅学習をしている通信制高校生が、学校や決められた場所に登校して面接指導を受けることを指します。
スクーリングの出席率が高いことは、生徒が計画的に学業に取り組んでいる証拠となり、指定校推薦の選定において重要視されるポイントです。
部活動や特別活動の評価
例えば生徒会の役員として活動し、学校行事の運営に携わったり、地域のボランティア団体でリーダーシップを発揮したりした経験があると、高く評価される可能性があります。
このような活動実績を積極的にアピールすることで、指定校推薦のチャンスを広げることができます。
指定校推薦の実績がある通信制高校一覧
ここでは、指定校推薦の実績がある通信制高校を紹介します。
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