第一学院高等学校の「成長実感発表会」を取材!

2026年2月26日(木)に実施された、第一学院高等学校 町田キャンパスの「成長実感発表会」を取材しました。教育理念「1/1(いちぶんのいち)の教育」を掲げる同校では、自分の興味関心を深めることを初めの一歩としながら、生徒が日々の小さな成長を自分自身で実感し、周囲とともに分かち合うことを目的とし、「成長実感発表会」を年に2回実施されています。

成長実感は準備から

町田キャンパスの2月の成長実感発表会は、12月のホームルームから準備が始まりました。発表は個人またはグループで行い、テーマも各自で設定します。テーマ選びやスライドの作成、発表練習は、フェロー(先生)や仲間と相談しながら進めることができます。2年生の横山さんは、3年生の先輩にスライドを見てもらい、アドバイスをもらえたことが心強かったそうです。また、3年生の中には、「最後だから自分の3年間の振り返りと後輩に伝えたいことをまとめてみない?」というフェロー(先生)の後押しを受け、充実した発表をしている生徒もいました。

憧れのホールでの発表会

町田キャンパスでは、生徒たちの希望もあり、町田市文化交流センターで発表会が行われました。100名ほど収容可能な厳かなホールでしたが、当日は保護者や地域の方も見学に訪れ、和やかな雰囲気の中でイベントが進行しました。当日、エレベーターの扉が開くと、待っていてくれていたのは受付担当の生徒さん。イベントの運営面でも生徒が活躍していました。

生徒たちの発表時間は一人8分間です。発表後、フェロー(先生)や友人からフィードバックをもらい、さらなる成長に繋げます。成長や気づきを伝える方法は、スライド発表、クイズ、ギター演奏など多岐にわたりました。スライド発表では、群馬県やカジノについてなど、自身の興味のあるテーマを発表する生徒もいれば、3年生では自身の3年間の振り返りを発表する生徒が多かったことも印象的でした。このようなホールでの発表は緊張を伴うと思われますが、それぞれが自分の言葉でのびのびと発表している姿に驚かされました。

発表後に2年生の横山さんに「どうして皆さんこんなに堂々と発表できるんですか?」と伺うと、「私も発表が苦手で緊張しやすいタイプですが、それでもいつの間にか成長していたという感覚があります。やはり他の学校に比べて、先生との距離が非常に近いことが大きいと思います。フェロー(先生)と生徒の仲が良くて、安心感があるんです。それに、新しいことに挑戦しようとした時に、それを否定したり邪魔したりする人が誰もいません。みんなが『一緒にやろう』『頑張れ』と応援してくれる環境があるから、挑戦しやすいのだと思います。そうして挑戦を重ねるうちに、自信がついて、できるようになっていくのではないでしょうか」と教えてくれました。

ここからは、数名の発表内容をピックアップしてレポートします。生徒には発表後に個別インタビューも実施しました。

1年生 田中さん「クトゥルフ神話TRPG」

田中さんは興味がある「クトゥルフ神話TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)※」について、自作のイラストをふんだんに使ったスライドにまとめて発表しました。TRPGで遊んだことがない人にもわかりやすく、かつやってみたいと思わせる熱のこもった発表に圧倒されました。発表後のフィードバックでも「TRPGをやってみたい」という生徒の声が多く上がっていました。

※対話とダイス(サイコロ)を用いて物語を創り上げる、会話型の紙ペンゲーム。参加者は進行役(GM)とキャラクター役(PL)に分かれ、ルールブックに基づき、なりきり(ロールプレイング)ながら物語を進行します。

全日制からの転校生である田中さん。前の学校では今回のような面白いテーマでの発表がしづらい雰囲気がありましたが、第一学院は個性を認め合う環境であり、「自分らしくいていいんだ」と感じられたため、自分の好きなものを思い切り発表することができたそうです。自分の「好き」や気持ちを共有できること、そして相手の興味のあることを知れるのが嬉しいと朗らかに話してくれたことが印象的で、人前で発表する、誰かに自分のことを知ってもう嬉しさを知って一歩踏み出した姿は成長がうかがえました。

田中さんのインタビュー記事も合わせてご覧ください。

>>先輩紹介インタビュー「全日制から転校し自分らしさを発見。個性を認め合う第一学院高校で、好きなことを共有する喜び」

2年生 横山さん「2年間を振り返って」

「はじめに、この発表の目的は3つあります。1つ目は成長を実感すること、2つ目は来年の受験に向けて気持ちを切り替えること、3つ目は聞いてくれた人が『私もこれやってみよう』と思い、挑戦するきっかけになることです」と、想いを述べてから、第一学院での2年間を振り返り発表してくれた横山さん。その2年間は非常に濃密で、ピアサポーター※やボランティア、行事の実行委員、英検への挑戦など、盛りだくさんの内容でした。体調を崩して不登校だった中学時代、第一学院のオープンスクールで出会った先輩たちに憧れを抱いたことも、大きな原動力になったそうです。少し完璧主義なところがあり、失敗が怖くてなかなか経験に踏み出せなかった昔の自分と比べて、大きな成長を実感されていました。

※学校を居心地のよい場所にするために在校生同士で支え合う仕組み

さまざまな経験の中で横山さんが得た「高校生活を楽しむために大切にしたこと」は3つあります。

1つ目は「自信がなくても興味があることにはとにかく挑戦すること」、
2つ目は「自分の気持ちはその時にしか感じられないため、少しでも成長や変化を感じたら記録に残すこと。記録に残すことで、自分の成長を他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることもできる」、
3つ目は「周囲の人に感謝すること」です。

当時の気持ちも交えながら、一つひとつ丁寧に発表してくれた横山さんは、後輩たちにとって憧れの存在になったと思います。

横山さんのインタビュー記事も合わせてご覧ください。

>>先輩紹介インタビュー「否定されない環境が自信を育む。苦手だった「人前での発表」に挑戦できた、第一学院高校での自分らしい歩み」

まとめ

全体を通して、生徒一人ひとりが自分らしくのびのびと発表している姿が印象的でした。「新しいことに挑戦しようとした時に、それを否定したり邪魔したりする人が誰もいません。みんなが『一緒にやろう』『頑張れ』と応援してくれる環境があるから、挑戦しやすいのだと思います」という言葉通りで、フィードバックや発表後の拍手もとても温かいものでした。大きなホールでの発表経験が、また一つ自信につながるのではないかと思います。

第一学院高等学校の詳しい学校情報は、こちらの紹介ページも参考にしてください。

>>第一学院高等学校の詳細情報(特徴・学費・口コミなど)