PTSDと向き合うため、サポートの充実した少人数制の学校を再選択。親子ともに納得した状態で入学することの大切さを痛感
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と上手に付き合いながら社会に出る準備をするためにサポート校に入ったものの、必要とする支援を学校から受けられず不登校に。別のサポート校へ移ることを決め、さまざまな学校へ出向き、納得するまで何度も見学をした上で転入学を決めました。親子ともに不安を取り除くためには、実際に学校の雰囲気を感じることがとても重要であると痛感。最終的には、週4日通えるまでになりました。
- 【入学年月】2019年10月
- 【登校日数】週1~4日通学
- 【コース】 基礎学習
- 【学費(年間)】 150万円
通信制高校・サポート校に入学したきっかけ
PTSDと付き合いながら社会に出るために東日本大震災で被災し、PTSDと診断されました。全日制の高校では何かあっても力になってもらえないということがわかり、社会に出るためにはもう少し大人の力を借りつつ前進しなくてはいけないと思い、サポート校を選びました。
入学前後でこんな変化が!
不登校から、週4日通えるまでに前のサポート校は先生のサポートがまったくなく放っておかれ、輪の中に入れず不登校になりました。しかし今回は、薬の副作用で遅刻をしてしまうこともありますが、週4日通い、疲れたけど楽しかったとか、友達の話をしてくれたりとか充実しているように感じました。
学校選びで重視したこと
サポート校での失敗を経ての転学だったので、慎重に選んだサポート校からサポート校への転学でした。一度失敗したので、今回は何度も足を運んだり、子供の友達やお母さんに話を聞いたりしました。
決め手は学校の雰囲気と、少人数というところでした。また、個々に合わせてくださるところや、先生が率先して声掛けをしてくださり、輪の中に入りやすいようにしてくださるところもポイントになりました。
これから通信制高校やサポート校に進む人へのアドバイス
学校に行ってみて肌で感じること、不安をなくすことが大切お子さんとよく話した上で、いろんなサポート校を見て歩かれた方が良いと思います。学校は良いところしか見せません。うちのように入る前から不安を抱えていたら、不登校になることが目に見えてしまいます。最終的には親子で学校へ行き、目で見て耳で聞いて肌で感じることが大切だと思います。
同じような境遇の保護者の方へ
親も子も納得し、不安なく入学するのが一番前のサポート校では何回足を運んでも授業風景は見せてくれない、内容も教えてくれない、オマケに個々への対応がありませんでした。
転学で学んだことは、納得するまで先生に食いつき話をするのと、体験は何回も受けて親子ともに納得しなくてはいけないということ。学校の雰囲気は親子で味わい、不安なく入学できることが一番だと思います。
通信制高校・サポート校への進学を決めたきっかけ
人間関係(友達)、人間関係(先生)、病気・体調不良進学した学校を選んだ決め手
知り合いがいることで心強さを感じた学校を決めるときに参考にした情報源
学校の説明会・見学会、周囲の人からの情報
※体験談の内容について
掲載されている体験談は、通信制高校・サポート校に入学した方およびその関係者の個人的な記憶、経験に基づくものであり、内容の真偽、正確性、有用性を保証するものではございません。