不登校サポートが手厚い学校まとめ

さまざまな形がある通信制高校ですが、その1つとして「不登校に関して手厚いサポートがあること」を特長とした通信制高校があることをご存知でしょうか。 不登校となる原因には、いじめや家庭の問題、経済的理由などさまざまです。何らかの原因で一般的な学生生活が難しくなり、一度は不登校になってしまったとしても、親身にサポートをしてくれる学校であれば新たな環境で再スタートできるでしょう。 ここでは、数ある通信制高校の中でも「不登校サポートが手厚い学校」をまとめて紹介します。

こんな人におすすめ!
不登校を克服したい 学力やメンタルサポートが充実している 自宅学習ができる

高校の不登校生徒数は5万人以上 やや減少傾向にある

文部科学省が公表する令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、高校における不登校生徒数は5万人以上であるという調査結果が発表されました。ここでの不登校の定義は「病気や経済的な理由以外での年間欠席が30日以上」です。

平成17年度以降、全国の高校生の不登校生徒数は横ばい、もしくはやや減少傾向にありますが、小学生や中学生では年々増加傾向。特に中学生の不登校生徒数は平成17年では99,578人でしたが、令和元年には12万7,922人と約1.3倍まで増加しました。

また小学生に関しても平成17年では22,709人でしたが、令和元年には53,350人となり、約2.3倍となっているのです。

高校生は平成29・30年度に一時増加したものの、令和元年度はやや減少し15年ほどは5万人前後で推移しています。この数字だけみれば、高校生の不登校生徒数は小学校や中学生と比べ、緊急性が低くみえるかもしれません。

しかし義務教育である小学校や中学生と比較するのは難しく、中学生から不登校となり高校に進学しなかったという生徒も多くいることが予想できるでしょう。年々増加している不登校生徒数については文科省は「憂慮すべき状況である」という見解を示しています。

上記の状況からも、不登校に対して手厚いサポートがある通信制高校の需要は今後より高まることが予想されます。

参考:「令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」文部科学省

 

通信制高校なら不登校の状態に合わせて登校・通学形態を選べる

不登校サポートの手厚い通信制高校に通学する最大のメリットは、「不登校という概念」がないことでしょう。前述のとおり、不登校の定義は「病気や経済的理由以外の理由で年間30日以上の欠席」です。

登校日や日数を自分で選べる通信制高校は、上記の定義に該当しません。まずは不登校から脱却したという事実が子供たちの自信へとつながります。

また「登校しなければならない」というプレッシャーもなく、これまで不登校に悩んでいた子供の心の安定と卒業までの道筋をつくることが可能です。不登校の状況は、人それぞれ異なります。

よって、必要となるサポートもそれぞれです。「子供が明日も行きたい!」と思える、通信制高校を選ぶようにしましょう。

■不登校サポートが手厚い通信制高校の特長

  • 同じ悩みを抱えている仲間がいる
  • 常駐するカウンセラーがいるため、いつでも相談できる環境がある
  • 生徒同士のコミュニケーションも支援してくれる
  • 小中学校での勉強の遅れをカバーしてくれる
  • 状態に合った個別対応をしてくれる

不登校サポートが手厚い通信制高校

ここでは、不登校サポートが手厚い通信制高校を紹介します。各校ごとに異なる特長を把握するためにも、資料請求学校見学などを通じて学校への理解を深めましょう。

Prima国際高等学院

Prima国際高等学院は、不登校生への理解が高いアットマーク国際高校が母体の高校です。在宅学習を中心としており、インターネットによる対面授業がメインの「自宅型学習高卒コース」や目標の大学進学に絞って学習できる「通学型高卒レギュラー校突破コース」などがあります。不登校で悩む子供に合わせた学習方法がさまざまに用意されている点が特徴です。

ここがポイント!:テストの点数だけでなく成果物も評価してくれる

創作、ワークブック、資格検定試験、コンクール応募、振り返り学習など

スクールプラス高等部

スクールプラス高等部は通信制高校の技能連携校として子供をサポートします。技能連携校とは教育委員会の認定を受けた技能教育を目的とした施設です。

高校卒業資格を取得するため、登校は必要ありません。レポート作成とスクーリングによって単位取得できます。また卒業までの学習プランをオーダーメイドで設計できる点も大きな特長の1つです。

ここがポイント!:社会に出ても活かせるグループワークが豊富

自学自習、サークルディスカッション、縦割り学習、循環的学習など

信州中央高等学院

信州中央高等学院は有名学習塾が運営母体です。教育や進学に関わる多くのノウハウを持っており、勉強面と生活面のどちらもサポートしてくれます。また体験授業なども豊富に用意されており、卒業後スムーズに社会に馴染むことができます。

ここがポイント!:信州中央高等学院の母体が大きく安心

いずみ塾、ベルーフアカデミー、東進衛星予備校など

ゴールフリー高等学院

ゴールフリー高等学院は母体に学習塾の成基学園を持つ通信制高校です。また日本初の学校と塾が一体となった通信制高校でもあります。25年以上で2万名以上の高校生を指導してきた実績と信頼が基盤となり、安心して高校生活を送れることが可能です。

ここがポイント!:学力だけでなく心の成長にも力を入れている

自己肯定感、自負心、自尊心、自信など

勇志国際高等学校

勇志国際高等学校は2005年に開校し、インターネットやICT活用に豊富な実績がある通信制高校です。インターネットを活用した自宅学習と学習センターに通学して学習する通学制を自分で選ぶことができます。自宅学習用にiPadを配布するなど、先進的な取り組みが特徴です。

ここがポイント!:インターネットを活用した学習方法が豊富

WEB授業、ネットライブ授業、レポートのネット提出など

自分に合った通信制高校との出会いが未来を変える道

不登校はいつでも、誰にでも起こりうる問題です。そのきっかけや条件は人それぞれ異なります。そんなとき、まずは慌てず不登校に対しての正しい認識と理解が重要です。

そして不登校の解消には時間がかかります。まずは不登校となった原因を知り、それに対応できる環境を構築する必要があります。

その1つの手段となるのが通信制高校なのです。さらに不登校サポートが手厚い通信制高校を選択することで、子供は自分に合った環境で学ぶ楽しさを知ることができるでしょう。

このテーマに該当する学校はこちら気になる学校に資料請求・相談予約ができます

通いたいエリアを選択してください

都道府県
このテーマの学校:3

サポート校 通信制高校
おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校・おおぞら高等学院)

  • 「なりたい大人になるための学校。®」
  • 屋久島スクーリングは、世界自然遺産の舞台で人や自然とつながり、自分を見つめ成長できる唯一無二の体験です!
学習スタイル
  • 通学週5
  • 通学週1~
  • 通信教育
  • 留学
  • 個別指導
  • その他
コース
・子ども・福祉コース
・プログラミングコース
・マンガイラストコース
・住環境デザインコース
・進学コース
入学できる
都道府県
山形県、青森県、岩手県など
通学スクーリング 短期集中スクーリング 制服あり クラブ活動あり メンタルサポートあり

サポート校
トライ式高等学院

  • 大学進学率69.7%!圧倒的な大学合格実績!
  • 体調に合わせて通学スタイルをいつでも変更できる
学習スタイル
  • 通学週5
  • 通学週1~
  • 通信教育
  • 留学
  • 個別指導
  • その他
コース
・通学型
・在宅型
・オンライン型
・高卒認定コース
・トライ式中等部(中学生向けフリースクール)
入学できる
都道府県
全国から入学可能
キャンパス
  • 山形キャンパス
    山形駅(山形県山形市香澄町1丁目3-15 山形むらきさわビル1F)
通学スクーリング クラブ活動あり メンタルサポートあり