子どもが高校中退を決めたとき親はどうする?

子どもが高校中退を決めたとき、親の対応は重要です。頭ごなしに反対するのではなく、本当に中退することが子どもにとって最適な方法なのか、よく吟味しましょう。そして、仮に中退するとなったら、どんな進路があるのか、学校をやめる前に調べてください。

まず高校を中退する理由を聞く

子どもが「高校をやめたい」と言ったら、親はどのような対応をすればいいのでしょうか?

就職するにしても、高校中退よりも高卒の方が有利です。将来の可能性を広げるためにも高校は卒業しておいた方がいいと考える親が大半だと思います。

だからといって、頭ごなしに子どもの意思を否定してはいけません。親の気持ちを押し付ける前に、まずは子どもから高校をやめたい理由を聞き出すことが大切です。もしかしたらいじめに悩んでいるのかもしれませんし、勉強についていけないのかもしれません。

子どもから抱えている問題を聞き出したうえで、学校の先生に相談してみましょう。学校と二人三脚で対策を練ることで、問題が解決できるかもしれません。また、子どもも親と話し合うことで、自分自身の気持ちを整理することができます。自ら解決の糸口を見つけることができるかもしれません。

どうしても中退せざるを得ないときは、その後の進路について、子どもと一緒に考えてみましょう。

通信制高校へ転入、編入

※転入…いま在籍している学校から別の学校へ移ること
※編入…高校を中退してから別の学校に入学すること

いざ通っている高校を中退して別の高校に編入・転入しようとしても、高校中退者を受け入れてくれる全日制高校がほとんどないというのが現状です。また、転入・編入で受ける試験は、新入学で受ける試験よりも難易度が高くなっています。

そんな中でおすすめしたいのが、高校中退者に広く門戸を開いている通信制高校への編入転入です。
通信制高校への編入・転入の流れや準備などを簡単にまとめましたので、参考にしてください。

■転入、編入できる時期
通信制高校は、転入、編入のできる時期が決まっていることがあります。随時受け入れてくれる学校もあれば、4月や10月などの学期が改まるタイミングに限られている学校もあります。しっかり確認しましょう。
・関連記事:通信制高校の転入・編入について

■単位の引き継ぎ
高校を中退して、通信制高校へ編入すると、前学年の単位を引き継ぐことができます。自分の取得している単位によって卒業までの時間が変わってきますので、ここもしっかり確認しておきましょう。

■通信制高校のサポート体制
高校を中退した理由を解消できなければ、通信制高校へ入学する意味がありません。勉強についていけない、病気で毎日の通学ができない、友人関係の問題など、中退した理由を通信制高校へ相談し、生徒をサポートできる体制について確認しましょう。メンタルサポートが整っている通信制高校も数多くあります。
本サイトで探せる『メンタルサポートが充実している通信制高校』を是非チェックしてみてください。

■卒業後の進路
卒業後の進路はどうすればよいのかという点も気になるところです。大学進学を希望しているのであれば、大学受験に対応するカリキュラムがある通信制高校を選択しましょう。また、就職サポートを積極的にしている通信制高校も多数あります。

本サイトでは、いろいろな条件で通信制高校を検索できますので、お子さんに合いそうな通信制高校がきっとみつかります。取り寄せた資料を読んで気になる学校があれば、オープンキャンパスや説明会へ足を運んで、詳しく知りたいことを質問してみましょう。
オープンキャンパス、学校説明会情報はこちらでチェックすることができます。

通信制高校以外の進学を考える

ここでは、通信制高校以外の進学先についてまとめています。選択肢は広いほうが良いです。通信制高校以外も確認して、幅広く可能性を調べていきましょう。

■定時制高校
基本的に夕方から夜まで週5日間、学校で授業を受ける形になり、登校する日数は全日制高校と同じです。学校によっては、朝から昼、昼から夕方などの時間帯でも授業を行っているところもあります。学年制以外に単位制を採用する学校もあり、基本的に卒業までに3~4年かかります。

■海外留学
海外の高校へ進学するという道もあります。ただし、海外の高校を卒業しても、日本では高卒資格と認められないケースがほとんどです。条件を満たすと、日本の大学への受験資格を取得できる場合もあります。

■高等専修学校
中卒以上から入学できる専修学校で、専門的な技術や知識を修得できるのが高等専修学校です。学校によっては、高卒資格や大学受験の資格を得られるしくみがあります。

■高卒認定試験
試験に合格すると高卒と同等の学力があると見なされ、大学や専門学校への受験資格が得られます。ただし、高卒認定試験に合格しただけだと最終学歴は『中卒』となります。高校卒業資格とは違うということを覚えておいてください。