【通信制高校の恋愛事情調査】恋愛している人の割合は全体の2割という結果に

「高校生になったら彼氏や彼女が欲しい!」と考える人もいるでしょう。しかし、通信制高校は通学日数が少ないため、恋愛するチャンスがあるのだろうかと疑問に思う人も少なくないようです。そこで、通信制高校の在校生にアンケートを実施し、恋愛事情の実態を調査してみました。「勉強が優先なのはわかっているけど、でも…」と気になっている人は必見です。

彼氏や彼女、好きな人がいない生徒が約6割。恋愛している生徒の割合は全体の2割程度

「通信制高校の恋愛事情ってどうなの?」と気になる人もいるのではないでしょうか。ここでは、現在ヒューマンキャンパス高等学校に通う生徒にアンケートを取り、どのような恋愛事情なのか調査した結果をご紹介します。

現在、彼氏・彼女または好きな人はいますか?

現在、彼氏・彼女または好きな人はいますか?
  • 彼氏・彼女がいる:12.7%
  • 彼氏・彼女はいないが好きな人はいる:7.6%
  • どちらもいない:59.5%
  • 答えたくない:20.3%

79名の回答を集計してみると、「彼氏・彼女・好きな人がいない」と答えた人が全体の約6割という結果に。彼氏・彼女がいると答えた人は全体の12.7%、好きな人がいると答えた人は7.6%にとどまりました。

通信制高校は、全日制高校と違って毎日通う必要がないのが最大の特徴です。週5日の通学が必要な通信制高校もありますが、週に1日~3日通えばよいとされている学校がほとんど。その中で相手を見つけるのは不可能ではありませんが、なかなか難しいのかもしれません。

彼氏・彼女がいると答えた人は、全員が学校外で出会っている

さて、彼氏や彼女がいると答えた人は、相手とどこで出会ったのでしょうか。その場所を訊ねてみたところ、なんと全員が学校以外で出会ったという結果に。具体的には、「バイト先(高校2年/17歳/女子)」「同じ中学だった(高校2年/17歳/女子)」「親友の友達(高校1年/16歳/女子)」という回答でした。

通信制高校の場合、学校以外で人と接する機会は全日制高校の生徒よりもむしろ多いと言えるでしょう。自由な時間をたくさん持てるため、アルバイトや趣味、習い事などに力を入れている人も多いからです。

一方で、好きな人がいると答えた人の中には、同じ学校で出会ったという人もいました。ある生徒が回答した「好きになった理由」は、「周りの人に優しいから(高校1年/17歳/男子)」。学校に通う日数が少ないとは言え、授業や自習、スクーリングや学校行事などでほかの生徒と接する機会はあります。限られた時間の中で相手の良いところを見つけることができれば、自然と好きな人ができるようです。

【結論】通信制高校に通っていても恋愛はできる!

このように、通信制高校に通っていても恋愛はできるということがわかりました。アンケートの結果が示しているように、学校内で相手を見つけるのは、毎日通学しなければならない全日制高校と比べると少し難しいかもしれません。しかし、気になる相手と仲良くなれるかどうかは自分次第です。授業の休み時間に話しかけてみたり、遠足や文化祭などのイベントで積極的にコミュニケーションを取ったりすれば距離は近づいていくでしょう。

ただし、「学業に専念したいから恋愛には興味がない」という人もたくさんいます。そういうタイプの人に積極的にアプローチしすぎると迷惑になってしまうため、気になる相手はどういうタイプなのかを見極めることも大切です。

好きな人がいると、学校に行くのが楽しみになったり、勉強をより一層がんばれたりするもの。充実した高校生活を過ごすために、学校内・学校外問わず好きな人や彼氏・彼女ができたらいいですね。もちろん、学業優先であることは忘れないようにしましょう。

■アンケート調査概要

  • 調査方法:アンケート用紙を郵送配布・郵送回収
  • 調査対象:ヒューマンキャンパス高等学校の在校生
  • 回答期間:2019年2月1日~2月28日
  • 回答件数:79件
  • 有効回答数:設問によって異なる