ベネッセ高等学院の入学式に参加!しまじろうや相川七瀬もお祝いに
公開日:2025年05月01日 更新日:2025年05月01日
2025年4月6日(日)に開催された、ベネッセ高等学院(旧称:Be高等学院)の入学式に参加しました。「進研ゼミ」「進研模試」などで知られるベネッセコーポレーションが新設したサポート校です。 複数のリアル会場とオンラインキャンパスをつないだ通信制ならではの入学式には、多彩なゲストも登場し、華やかな雰囲気に包まれました。新しい高校の初めての入学式をレポートします。
- 学院初の入学式のテーマは「0→1」(ゼロイチ)
- しまじろうが新入生を応援!ベネッセの人気キャラがステージに
- 歌手・相川七瀬さんがサプライズ登場!
- 学院長「未来が予測できない時代だから自分で道を切り拓いてほしい」
- 新入生「一期生として私たち自身で学校を作っていきたい」
- まとめ
学院初の入学式のテーマは「0→1」(ゼロイチ)
ベネッセ高等学院の入学式は、東京都多摩市にあるベネッセ本部とグランフロント大阪、さらにはオンラインキャンパスをインターネットでつなぐ形で開催されました。参加者は第1期生123名とその家族の総勢270名超でした。
式のテーマとして掲げられた「0→1」(ゼロイチ)は、ゼロから作り出すという意味を込めたもの。新設高校による初めての入学式にふさわしいテーマです。
しまじろうが新入生を応援!ベネッセの人気キャラがステージに
しまじろう、コラショ、なるり(VTuber)といったベネッセを代表するキャラクターが登場し、新たな門出に華を添えてくれたのも印象的でした。
しまじろうたちがステージに登場すると会場は大盛り上がり。ベネッセ高等学院テーマソング『BeDance』の軽快な音楽と共に、歌とダンスで盛大に歓迎してくれました。
歌手・相川七瀬さんがサプライズ登場!
入学式で披露された校歌にも注目です。『おどるポンポコリン』『負けないで』など日本の音楽史に残る数々のヒット曲を生み出した織田哲郎氏が作詞・作曲を手掛けた、『明日へ』というベネッセ高等学院の校歌。作詞および歌唱を担当するのは歌手の相川七瀬さんです。
相川さんは現在、芸能活動をしながら大学院に在籍しており、その経験を踏まえながら新入生にエールを送りました。「みんなの可能性は無限大です。自分を信じて、そして自分に優しく、楽しい3年間を過ごしてください」
ビデオメッセージによるメッセージに加えて、相川さんが滞在中だった伊勢神宮からオンラインで出演するというサプライズも。校歌はYouTubeで公開されています。
ベネッセ高等学院 校歌「明日へ」
学院長「未来が予測できない時代だから自分で道を切り拓いてほしい」

上木原学院長による式辞では、ちょうど5年前にコロナ禍による緊急事態宣言があったことに触れ、「あのとき、5年後の現在を想像できたでしょうか? この先の5年、10年はさらに予測できない変化がくるでしょう。だからこそ、自分の軸を持ち、自らの手で道を切り拓いてほしい」と語られました。
学院長から伝えられたのは、「見つめる」「つながる」「決める」という3つのキーワードです。「自分を見つめてください。生徒どうしの、仲間のつながりを大切にしてください。自分の未来は自分で決めてください」
各キャンパスのキャンパス長と担任の先生も発表されました。キャンパスごとの自己紹介では、個性あふれるパフォーマンスが繰り広げられ、会場で笑いも起きていたのが印象的です。
【独自取材】キャンパス長インタビュー
「ズバット通信制高校比較」では、船橋キャンパスのキャンパス長・川島拓真先生に直接話を聞きました。
"ほかの通信制サポート校との差別化ポイントとして、「人対人」のコミュニケーションを大切にし、手厚いケアをしていきたいと考えています。在籍するキャンパスの先生だけでなく、他キャンパスの先生も含めて職員全員で学校生活をサポートします。
また学院長の意向として、生徒と先生の年齢が離れすぎないよう、20代から30代の教員を中心に構成しています。一方で、ある程度のキャリアのある人材を配置することで、指導の質も担保しているのでご安心ください。”
新入生「一期生として私たち自身で学校を作っていきたい」
新入生挨拶では、新入生代表2名が登壇し、高校生活への期待と抱負を述べました。
「"自分の未来は、自分で決める”この言葉が入学の決め手になりました。自分らしさを大切に、自分らしさを見つけながら未来を考えることができるのは、ベネッセ高等学院の魅力だと思っています」と語ったのは、船橋キャンパス所属の関口桃子さん。
関口さんはベネッセ高等学院が今年開校したばかりの新しい高校であることにも触れました。「学校を作っていくのは私たち生徒自身です。私たちのやりたいことをやってみたいというワクワクした気持ちが、学校を作っていきます。この学校はワクワクした気持ちを思いっきり見つけられる場所です」
【独自取材】新入生インタビュー
新入生代表のもう一人、大宮キャンパス所属の宮内瞭さんには、入学式の終了後に個別にインタビューしました。
“アザラシが大好きで、将来は生態系保護の仕事につきたいと思っています。そのため、高校の学習と並行して、自分で興味のある分野の調べを進めたい。この学校を選んだのは、自分自身の体験を優先させながら、空いた時間に授業を受けることができるからです。
在学中に、ドイツやオランダにあるアザラシの研究施設にも訪れたい。通信制なら海外に行っても授業を受けられるところにも魅力を感じました。”
まとめ
生徒一人ひとりの自分らしさを伸ばす学びを提供するベネッセ高等学院らしい、独創性にあふれた入学式でした。新入生や保護者が高校生活に期待を膨らませているのはもちろんのこと、迎え入れる学校側もこの日のために心を込めて準備してきたことが伝わってきました。
2025年4月にスタートしたベネッセ高等学院は、通信制高校に在籍する生徒に対し、学習面や生活面での支援などを行う通信制サポート校です。
連携校での高校卒業資格の取得サポートに加えて、「進研ゼミ」「進研模試」などでベネッセがこれまで培ってきた教育サービスのノウハウを活かし、生徒の自立した学びと将来の進路を支援します。
多様な背景を持つ生徒一人ひとりの個性や可能性を最大限に引き出し、社会で活躍できる人材育成を目指しています。今後も「オンライン部活」「リアルお仕事体験」など、さまざまな新しい試みを予定しているそうです。
ベネッセ高等学院の詳しい学校情報は、こちらの紹介ページも参考にしてください。
>>ベネッセ高等学院の詳細情報(特徴・学費・口コミなど)