高校中退は“人生終了”じゃない!通信制高校で卒業という方法も
公開日:2018年02月14日 更新日:2023年10月04日
「どうせ高校中退、中卒だから」と人生を諦めてしまう人がいます。しかし、高校中退、中卒でも、芸能・スポーツ・政治などさまざまな分野で成功した人がいます。本人の努力次第で、いくらでも活躍することは可能なのです。
高校中退ぐらいで人生は終わらない!
高校中退で人生に失敗したと思っていても、いくらでもリカバリーは可能です。しかし、中卒だと就ける仕事が限られてしまい、将来の選択肢が狭まる可能性はあります。例えば、警察官採用試験や教員免許(教員免許状)は高卒の資格がないと受験ができず、警察官や教師になることはできません。
通信制高校の多彩なカリキュラムで才能を伸ばす
「自分はやりたいことがあるから、高校に行く時間がもったいない」という人もいるかもしれません。芸能やスポーツなど、分野によっては、若いうちからその道に入った方が良いこともあります。しかし、途中で挫折してしまう可能性もあるため、将来の選択肢を広げるためにも高校卒業の資格を持っておくと良いのではないでしょうか。
そこで、時間を有効に使いたい、専門的な分野を勉強したいという理由から、通信制高校を選ぶ人が増えています。通信制高校に通うことを検討されている方は、時期に関わらず、随時入学ができる通信制高校をまずはチェックしてみてください。いくつかおすすめの通信制高校・サポート校をピックアップしていますので、是非ぜひ参考にしてください。
ヒューマンキャンパス高等学校
- 学べる分野は40以上!目指せる職種は100以上!いろんな「なりたい」に対応
- 不登校経験があっても、友達や先生と接するうちに楽しく通えるようになる!
さくら国際高等学校 東京校
- 登校は週5日、制服あり。多様なコースでみなさんの夢を応援します!
- 不登校だった人、勉強に自信がない人でも大丈夫。先生や生徒みんなが受け入れてくれる環境があります。
おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校・おおぞら高等学院)
- 「なりたい大人になるための学校。®」
- 屋久島スクーリングは、世界自然遺産の舞台で人や自然とつながり、自分を見つめ成長できる唯一無二の体験です!
高校中退は人生終了ではない!活躍している有名人
高校を中退しても成功している有名人はたくさんいます。その人たちはさまざまな分野で活躍しています。ここでは、高校を中退しても成功している有名人を紹介します。
大野智さん
大野智さんは高校に入学して3日で中退したとテレビ番組で発言しています。
大野さんは元々勉強が嫌いで、中学生のときにはすでにジャニーズJr.で活動していたため、高校へ進学するつもりはなかったようですが、母親の勧めがあり、渋々高校へ入学したそうです。しかし、ほとんど授業を受けることなく3日で中退。大野さんはその後ジャニーズJr.での活動を経て嵐としてデビューし、現在は活動休止されています。
小栗旬さん
たくさんのドラマに出演している小栗旬さんは、高校生のときにはすでに俳優業をしていましたが、仕事のオファーは少なかったため、普通の高校生活をしていたそうです。しかし、高校2年生の終わり頃に、やはり俳優業に専念したいと思い中退。アルバイトをしながら俳優業を続けました。その後19歳のときに「ごくせん」に出演し、徐々に出演作品が増え、2005年には「花より男子」の花沢類役も話題になりました。現在では大河ドラマの主演を務めたり、海外へ移住したりと俳優として成功されています。
藤原竜也さん
藤原竜也さんは入学して4日で高校を中退したとテレビ番組で発言しています。中退したきっかけは演出家と劇作家の会話を聞いて、「自分が学ぶべきところは学校ではなく稽古場だ」と感じたからだそうです。後から振り返ると勉強は大事だったと悔いが残っているとのこと。
しかし、藤原さんはドラマや映画だけなく数多くの舞台でその才能を認められ活躍しています。
池田美優さん
みちょぱこと池田美優さんは高校中退ではなく、通信制高校に通っていました。ルネサンス高等学校に在学中に雑誌「popteen」の単独表紙を飾りました。その後、SNSで「モデルをしながらもしっかりと学べる環境のN高等学校に転入する」ことを自ら発表しています。
2017年3月にはN高等学校を卒業し、大学進学はしなかったことも自ら発信していました。
高校中退は人生終了ではなく新たなスタート
通信制高校によっては、生徒の才能を伸ばすためにゲーム、マンガ、ネイル、スポーツなど多彩なカリキュラムを用意しています。つまり、エキスパートとしての進路を選びつつ、高卒資格を得ることができる仕組みが整っているのです。また、通信制高校は自由になる時間が多いため、その分、やりたいことに時間を割くことができます。
どんな学校があるのか、そしてどんな技術や知識を学べるのか、まずは資料を取り寄せて、調べてみましょう。高校を卒業したあとは、さらに能力を伸ばすため、専門学校や大学に進学するのも良いでしょう。