通信制高校を確実に卒業するなら。サポート校の学費とメリット

通信制高校を確実に卒業するのなら、サポート校への入学がおすすめです。サポート校であれば、自己管理が必要、生徒同士の交流が少ない、学習量が少ないといった通信制高校のデメリットを解消できます。サポート校とはどんな学校なのか、どれくらい学費がかかるのか、どんなメリットがあるのかを紹介します。

サポート校が通信制高校に通う生徒を支援!

サポート校とは、通信制高校に通う生徒が卒業できるように学習面のサポートやメンタル面のケアなどを行い、単位取得を支援する教育施設です。サポート校は、法律で定める学校とは違い、民間で独自に運営されています。通信制高校の生徒のための、学習塾や予備校にあたるものがサポート校です。

■サポート校は学習塾や予備校と同じ
サポート校は学習塾や予備校と同じ

また、通信制高校ならではのデメリットを補うのもサポート校の役割です。

■通信制高校のデメリット

  • 基本的に自宅学習のため、計画通りに進めるには自己管理能力が必要
  • 学習内容が比較的やさしいため、大学受験をするには物足りない
  • 生徒同士の交流が少なく、友達が作りにくい

サポート校によっては、こういった通信制高校のデメリットを解消できる体制を持っています。サポート校に通うだけでは、高校卒業の資格を得ることはできませんが、通信制高校を確実に卒業するための支援体制を受けることができるのです。

■通信制高校とサポート校の違い
通信制高校とサポート校の違い

通信制高校の不足している部分を補うのが、サポート校の基本的な活用方法です。

サポート校に入学するメリット

通信制高校に通う生徒の中には、事情があって全日制高校に通うのが難しい生徒がいます。サポート校では、生徒一人ひとりの状況・状態にあわせて指導できるよう少人数制を取り入れているところが多く、より細やかなサポートが期待できます

例えば、起立性調節障害などで朝起きることができず、全日制高校への登校が難しい生徒には、まず昼の登校から始めさせるなどの進め方がとられます。カウンセラーが常駐しているサポート校もあり、学習面での指導はもちろん、体調管理や心のケアのサポートもしてもらえます。

サポート校によっては、複数の通信制高校から生徒が集まるため、同じ境遇の生徒と知りあうきっかけにもなります。通信制高校に通う生徒には、全日制高校でないことへの「引け目」を感じている生徒も多くいます。そんな中、同じ境遇の生徒たちの集まりの場としてサポート校が存在し、通いながら気持ちをわかりあえる友人やスタッフとコミュニケーションをとれる環境は、生徒にとって大きな心の支えになるでしょう。

サポート校で通信制高校のデメリットを解消!

さまざまな事情から全日制高校に通うことができず、やむを得ず通信制高校を選んだ人は少なくありません。そういう人にとって、通信制高校の学校生活は、とても満足できるものではないでしょう。しかし、サポート校を利用すれば、通信制高校の不満を解消できます。

・自宅学習の管理が大変
サポート校で学習指導を受け、進行ペースを管理してもらうことが可能。わからないことも、すぐに質問できる

・学習内容が簡単すぎる
サポート校で大学進学コースを選べば、通信制高校の勉強とは別に、大学受験のための勉強をすることができる

・生徒同士の交流が少ない
週1~5日と自分都合にあわせてサポート校に通学できる。そのため、生徒同士が会う頻度も高く、交流の機会がある

・学校行事が少ない
サポート校によっては、頻繁に学校行事を行っている。遠足や文化祭、スキー教室などさまざまで、参加は自由

通信制高校だから××が大変、××がない、××できない、といった悩みの多くは、サポート校に入学することで解消できます。
「ズバット通信制高校比較の学校検索」で、自分にあった学校をさがしてみてください!

通信制高校とは別にサポート校の学費が必要

サポート校に入学すると、通信制高校とは別に学費がかかります。しかも、サポート校の学費は、高等学校就学支援金の対象外なので、国からの援助を受けられないのです。そのため、家計への負担は、決して小さくはありません。

しかし、サポート校のメリットは、非常に大きなものです。通信制高校を卒業できる生徒は、サポート体制のない公立だと40%程度といわれており、本人の努力だけで卒業することの大変さがうかがえます。学費だけで考えるのでなく、サポート校で受けられる支援などを総合的に考えましょう。

サポート校の学費は、選んだコースによって異なります。正確な学費を知るには、各サポート校へ問い合わせる必要があります。KTCおおぞら高等学院では、基本となる年間授業を公開しています。

■KTCおおぞら高等学院の年間授業料例

ツーデイ
(週2日通学)
240,000円
ウィークデイ
(週5日通学)
480,000円

※コースにより授業料が異なります

サポート校のKTCおおぞら高等学院と提携している、通信制高校の屋久島おおぞら高等学校の学費は次の通りです。スクーリングは年1回で、教科書、教材費は無償です。

■屋久島おおぞら高等学校の学費例(1年目)

入学金 50,000円
施設費 50,000円
授業料(単位数) 1単位10,000円×25単位=250,000円
合計 350,000円
 

ただ、通信制高校の学費には、就学支援金が支給されるので、実際に支払う金額は次のようになります。通信制高校の学費や就学支援金については「通信制高校の学費は?就学支援金で学費が安くなる」で詳しく紹介しています。

■就学支援金を引いた屋久島おおぞら高等学校の学費例(1年目)

就学支援金が支給された場合の授業料 1単位2,782円×25単位=69,550円
合計 169,550円

※就学支援金は保護者の市町村民税所得割額が15万4,500円未満の場合の金額

サポート校と通信制高校の学費の合計額は次の通りです。このほかに、通信制高校やサポート校までの交通費がかかります。

■KTCおおぞら高等学院と屋久島おおぞら高等学校の合計学費例(1年目)

ツーデイ
(週2日通学)
409,550円
ウィークデイ
(週5日通学)
649,550円

※就学支援金は保護者の市町村民税所得割額が15万4,500円未満の場合の金額

サポート校で学習支援を受けられるので、通信制高校は必要最低限のコースでも十分でしょう。そう考えると、私立の全日制高校とあまり変わらない金額で入学できます。

サポート校への入学を検討している人は、各校の資料を取り寄せて、支援体制や学費を比較してみましょう。

サポート校で専門技術や知識を学んで夢を叶える

サポート校は学校教育法で規定された教育施設ではないため、それぞれのサポート校が独自のカリキュラムを組むことができます。「中学校の基礎から学び直したい」「大学進学を目指したい」など生徒の目的にあわせたカリキュラムの設定が可能です。

中には、高校卒業だけでなく、料理やアート、美容などさまざまな専門分野の資格取得、技術取得を目指せるサポート校もあります

■大学進学

KTCおおぞら高等学院 アドバンス学科
希望高等学園 大学特進コース
トライ式高等学院 特進コース(難関大学、医歯薬系進学コース)

■デザイン、イラスト、美容

KTCおおぞら高等学院 みらい学科(マンガイラストコース、ネイルコース)
バンタンゲームアカデミー高等部 ゲーム制作専攻、イラスト・マンガ専攻、アニメ&CG専攻など
バンタンデザイン研究所 高等部 ファッション科、ヘアメイク科
 

■そのほか

バンタン高等学院 ドローン&ロボティクス専攻 ドローン&ロボティクス専攻
総合学園ヒューマンアカデミー フィッシングカレッジ ユースコース
総合学園ヒューマンアカデミー バスケットボールカレッジ ユースコース
バンタンデザイン研究所 高等部 スポーツ・デザイン科
レコールバンタン高等部 パティシエ・パリ留学専攻、パティシエ専攻、調理・バリスタ専攻

サポート校ごとにさまざまな専門的なカリキュラムが用意されています。将来の夢を叶える方法としても、サポート校への入学は有望な進路のひとつといえるでしょう。
どんなカリキュラムが用意されているか、各サポート校の資料を取り寄せてご確認ください。